めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

積算線量5mSv、でも被ばくは0.6mSv、この数字のからくり―放射線による健康影響に関する有識者会議(栃木県)―

 栃木県には、「放射線による健康影響に関する有識者会議」が設置されています(1)。その6月2日の会合の資料がHP(2)にアップされてました。
  調査は、個人線量計を配布し回収し、「2ヶ月」間の被爆線量を測定したら、栃木県内で放射線の高い場所でも、0.1ミリシーベルト(mSv)なので、1年では6倍の0.6ミリシーベルト(mSv)なので、健康に心配ないような結論になるような気がします。でも、(=^・^=)が計算したら、死の灰ばら撒き後1年で、2.8ミリシーベルト(mSv)でした。これはICRPの勧告の1mSvの倍以上の値です。(=^・^=)の結論は、凄まじい数字の操作でした。以下に詳しく書きます。
 栃木県は、線量計を1月中旬から3月中旬に幼小中学生に配布し、2か月携帯してもらい被爆線量を測定しました(3)。その結果が6月2日に発表さればした。その資料の中に、市町村別の被爆線量の分布が出ています。そのうち、被爆放射線量が一番高い「那須塩原市」についてまとめてみました。

 brg120607a.gif

 図―1 栃木県那須塩原市の被爆線量分布(データは(2)による)
 
①0.1mSvが多いと思います。でも、文書を見ると、最初の階層(区分け)は、0.1未満です。だとすれば次は、0.1以上0.2未満ですので、中央は0.1でなく、0.15です。
②別の資料に
brg120607b.gif
なんて記述がありました。根拠もなく0.09を引いています。自然放射線と称して、引いています。①と合わせ、自然放射線を含めると
  0.15(中央値)+0.09(引いた分)=0.24ミリシーベルト(mSv)
になります。
③那須塩原市役所の積算線量を(=^・^=)なりに計算してみました。
 brg120607c.gif
 ※1 空間線量率のデータは(5)による。
 ※2 6月17日以前の積算線量は、福島市のデータより比例計算で(=^・^=)が推定
図―2 那須塩原市役所の空間線量率と積算線量の推移
 調査は1月中から3月中なので、1月15日から3月14日の積算線量を見たら0.45ミリシーベルト(mSv)でした。室内では6割放射線量率が下がり、外に8時間、家に16時間いるとしたら(2)、
   (0.4×16+8)÷24=0.6
になるので、0.6倍すると
 0.45×0.6=0.27ミリシーベルト(mSv)
になります。また、分布を元に(=^・^=)が計算した平均値は0.28ミリシーベルト(mSv)でした。これから計算すれば
 0.28÷0.45=0.62
ですので、被爆線量が屋外の空間積算放射線量の60%になるとゆうのは、それ頬デタラメな数値ではないと思います。
④そこで(=^・^=)なりに計算してみました。栃木県が2か月の被爆線量が0.1ミリシーベルト(mSv)とだから、問題ないといった人の死の灰ばら撒き後の被爆放射線量を
  a)灰ばら撒き後の積算放射放射線線量5ミリシーベルト(mSv)
b)内、自然放射線によるもの0.4ミリシーベルト(mSv)
(0.05×24時間×366日÷1000)
  c)福島第一原発がばら撒いた死の灰による積算線量 4.6ミリシーベルト(mSv)
   (a)-b))
d)福島第一原発がばら撒いた死の灰による被爆線量 2.8ミリシーベルト(mSv)
  (4.6×0.6)

(=^・^=)の結論
 栃木県のみなさんへ、
もし、0.1ミリシーベルト(mSv)だから、年間では0.6mSvでICRPの基準以下で安心なんて言われたら、信じないでください。この時点で、ICRPの基準の倍以上の被爆をしていることになります。

<余談>
 このこと、記事ならないと思ったら、読売新聞のサイトで、
「累積線量が最も高かったのは那須塩原市の3人の0・4ミリ・シーベルトで、年間被曝線量(自然放射線量を含む)に計算し直すと最大3・9ミリ・シーベルトだった。世界の自然放射線量の平均は2・4ミリ・シーベルトで、「健康障害が心配される範囲ではない」との結論が示された。<略>年間被曝線量は0・65~2・02ミリ・シーベルトだった。自然放射線量(年間1・5ミリ・シーベルト程度)を加味すると、個人線量計の調査から判明した実際の年間被曝線量は数値が低く、委員らは、空間放射線量から外部被曝線量を推計しても問題はないと確認した。」
なんて記事を見つけました(6)。でも、実際は根拠もなく自然放射線量を除いています。福島原発のマスコミの報道は事実を歪曲しても安心・安全を言っているような気がします。その急先鋒はNHKだと(=^・^=)は思います(7)(8)(9)。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)栃木県/放射線による健康影響に関する有識者会議
(2)栃木県/第4回放射線による健康影響に関する有識者会議
(3)めげ猫「タマ」の日記 放射線で利益を受けなと20mSvまでの被ばくは認められないみたいです。
(4)資料1-2 個人線量計による幼保小中学生の被ばく線量測定について(状況報告)(PDF:48KB)
(5)庁舎等における放射線量測定結果 |那須塩原市
(6)被曝量「健康へ懸念不要」県有識者会議最終評価 : 栃木 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(7)めげ猫「タマ」の日記 原発再稼働キャンペーン!NHK(今度は全国放送)
(8)めげ猫「タマ」の日記 新潟ローカールで、柏崎刈羽原発再稼働キャンペーンを張ったNHK
(9)めげ猫「タマ」の日記 食品の新基準超えは8%でもNHKは2.4%だって!
















スポンサーサイト
  1. 2012/06/07(木) 21:17:13|
  2. -
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
<<福島の教訓が生かされていない大飯原発-少なくともオフサイトセンターは | ホーム | 癌が増えた福島(2011年)!でも宮城は別>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/342-0824c626
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【積算線量5mSv、でも内部被ばくは0.6mSv、この数字のからくり―放射線による健康影響に関する有識者会議(栃木県)―】

 栃木県には、「放射線による健康影響に関する有識者会議」が設置されています(1)。その6月2日の会合の資料がHP(2)にアップされてました。  調査は、個人線量計を配布し回収し、「2ヶ月」間の被爆線量を測定したら、栃木県内で放射線の高い場所でも、0.1...
  1. 2012/06/09(土) 14:01:26 |
  2. まとめwoネタ速neo