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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

住民が戻らない大熊町、聖火リレーも効果無し

 2019年4月10日に一部で避難指示が解除された福島県大熊町(1)の町内在住者(住民登録している方の内、町内に暮らすいている方)は3月1日時点で
  住民登録 10,238人中 285人(2.8%)(2)
で、住民が戻りません。聖火リレーが実施されたのですが(3)、住民を集める効果はないようです。
 福島県大熊町は福島県沿岸部中部に立地する町です。事故を起こした福島第一原発や(4)、除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設が立地します(5)。先の原発事故では全町が避難区域に指定されました(4)。名前は大熊町ですが「クマ」はいません(6)。1954年11月1日に大野村と熊町村が合併し大熊町になりました。熊町村の「熊」は元々は「苦麻」です(4)。以下に示します。
事故から10年を経て汚染されている福島凡例 
 ※1(7)(8)にて作成
 ※2 避難区域は(9)による。
 図―1 福島県大熊町

 同町の唯一の旧一級国道(10)は地図で見ると国道6号線で、いわばメインストリートです。その東側は概ね除染廃棄物を30年間は保管する中間貯蔵施設です(11)。メインストリートの東側は少なくとも30年間は人が住めません。避難指示が解除されたのは西側で、地図で見ると町の主要部分(旧役場、駅、病院、小中高校)などは避難区域内にあります。地図で見る限り避難指示が解除された地域は山林か農地で宅地はあまりありません。
 図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(12)を超えた地域が広がっています。
それでも、自公政権は「安全」だとして(13)2019年4月10日に避難指示を解除しました(1)。
 そして、復興策が進められています
2019年は以下の通りです。
 4月12日 安倍前総理御立合いの元、役場開庁式(14)。
 5月7日 役場の業務開始(15)
 6月1日
   ・災害公営住宅入居開始(16)、2月1日時点で84世帯118人が入居しています(17)。
   ・大熊町とスーパーや病院がある南隣の富岡町とを行き来するバスの運行開始(18)。((=^・^=)が調べた限り、大熊町には医療機関もスーパーも見つかりません)。
 6月3日 避難解除区域にコンビニがオープン(19)。ただし、本格的な商業施設はまだオープンしておらず来月(2021年4月)の予定です(20)。
 8月19日 大熊町産イチゴの出荷開始(21)
 10月 再生賃貸住宅入居開始(この住宅は大熊町町民でなくても、移住するのであれば申し込めます(22)。2月1日時点で39世帯45人が入居しています(17)。
 2020年は以下の通りです。
 3月14日 原発事故によって不通になっていたJR常磐線が全面再開し(23)、同町唯一の駅である大野駅(5)が再開。東京方面に直通する特急「ひたち」が停車(24)。
 4月13日 福祉施設開所(25)
2021年は以下の通りです。
 2月 2日 診療所が開所(26)
 3月 9日 菅総理が訪問(27)。
 3月25日 聖火リレー(3)。
 聖火リレー出発を報じる福島県の地方紙・福島民報
※(28)を3月26日に閲覧
 図-2 聖火リレーを報じる福島県の地方紙・福島民報

でも、住民は戻りません。以下に示します。 
住民が帰還しない福島県大熊町
 ※1(28)を集計
 ※2 居住は大熊町民のうち大熊町内に居住している人数
 ※3 滞在者は大熊町民以外で大熊町に滞在している人数
 図―3 大熊町民等の居住状況

 図に示す様に、町民は戻っていません。町内在住者(住民登録している方の内、町内に暮らすいている方)は3月1日時点で
  住民登録 10,238人中 285人(2.8%)(2)
です。聖火リレーも(4)、住民を集める効果は出ていません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 聖火リレーがスタートしました(3)。菅政権は、今回のオリンピックを「復興五輪」だと喧伝しています(29)。復興(ふっこう)とは、一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事です(30)。福島の避難区域は殆ど勢いが戻っていません。復興はできていません。それを復興五輪と称し、言葉でごまかそうとしています。こんな菅政権では福島の皆様は不安だと思います。
 福島県郡山市産米の前年度の全量全袋検査は約113万件で、福島県一位です(31)。同市の人口は約33万人なので(32)、市民が食べるには充分な量です。同市のお米は「あさか舞」といって美味しいお米です(33)。安全なので2011年産米ですが、学校給食に使われ子供達に強制的に食べさせました(34)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシに福島産精米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(35)を引用
 図―4 福島産精米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)大川原・中屋敷地区の避難指示が4月10日に解除されます - 大熊町公式ホームページ
療所が開所しました - 大熊町公式ホームページ">町診療所が開所しました - 大熊町公式ホームページ
(2)令和3年3月1日現在の居住状況・避難状況 - 大熊町公式ホームページ
(3)>震災10年、聖火駆ける Jヴィレッジスタート、27日まで県内リレー | 福島民報
(4)大熊町 - Wikipedia
(5)中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(6)ツキノワグマ生態調査の結果について - 福島県ホームページ
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和2年8月25日~10月30日測定)
(8)第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB
(9)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(10)一級国道 - Wikipedia
(11)中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(12)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -
(13)国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判  :日本経済新聞
(14)平成31年4月14日 福島県訪問 | 令和元年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ
(15)町役場が本庁舎で業務を開始しました - 大熊町公式ホームページ
(16)福島県大熊町
(17)大熊町民の被害・避難状況 - 大熊町公式ホームページ
(18)>町内と富岡町を結ぶ生活循環バスが運行します - 大熊町公式ホームページ
(19)大熊にコンビニがオープン 避難解除後で初の商業施設 | 河北新報オンラインニュース
(20)公設民営「商業施設」4月5日開所 大熊・大川原、9店舗入居:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(21)いちご栽培施設から出荷開始 - 大熊町公式ホームページ
(22)大熊町再生賃貸住宅を整備します - 大熊町公式ホームページ
(23)常磐線 - Wikipedia
(24)ひたち (列車) - Wikipedia
(25)大川原の福祉関連施設が開所しました - 大熊町公式ホームページ
(26)町診療所が開所しました - 大熊町公式ホームページ
(27)令和3年3月6日 福島県訪問 | 令和3年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ
(28)居住・避難状況 - 大熊町公式ホームページ
(29)||| 復興五輪について |||
(30)復興 - Wikipedia
(31)ふくしまの恵み
(32)福島県の推計人口(令和3年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(33)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市公式ウェブサイト
(34)JA郡山市|事業PR
(35)鎌倉屋 島公園前店のチラシ・特売情報 | トクバイ

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