今日(3月22日)に東京電力から柏崎刈羽原子力発電所の対策状況が発表されました(1)。ポイントは3つみたいです。
①標高12m相当の防潮堤設置
②容量2万トンの貯水池の工事
③非常用の地下ディーゼルタンク設置
東京電力は6月20日に、福島原子力事故調査報告書を公表しています(2)。その結論は想定外の津波みたいです。(=^・^=)なりに想定外の津波が来たら、どうなるか(=^・^=)なりに想像してみました。そしたら、柏崎刈羽発電所は長期間水没し、制御不能に陥るでした。
以下に東京電力の資料から(=^・^=)が抜粋した対策の記載します。

(1)と国土地理院の地図より(=^・^=)が作成
図―1 柏刈羽原子力発電所の津波対策
柏刈羽原子力発電所の想定津波高さは3.3mです(3)。津波は高さの4倍くらいまで遡上します(4)。実際、福島第一原発を襲った津波の高さは15mですが、60m位まで遡上しています(4)。仮に想定を少し超える4mの津波が来たとします。16mまで遡上するので、津波は防潮堤を超えて福島第一原発を襲います。でも、そのあとが大変です。防潮堤を超えた水は、防潮堤のせき止められ海に戻ることなく、そのまま滞留します。防潮堤の高さが10mなので、水深は最大10mになります。外部からの制御はできないと思います。
貯水池の詳細を以下に示します。

※東京電力の資料(1)とgooglem mapより(=^・^=)が作成
図―2 貯水池の詳細
図―1をもう一度見てほしいのですが、堤が地震などで決壊したら水は標高の低い原子炉建屋に流れて行きます。でも防潮堤の海に流れず原子炉建屋などのまわりを水浸しにする可能性もあると(=^・^=)は思います。
地下タンクの詳細を以下に示します。

※東京電力の資料(1)とgooglem mapより(=^・^=)が作成
図―3 地下軽油タンクの詳細
周りを見て下さい。木です。地震などで油漏れをお越し、引火したら山火事です。今年、地下軽油タンクからの油漏れがアメリカで起こりました(5)。これまでの非常デーゼル発電機は堅牢な建物の中にありました、地下軽油タンクはむき出しです。中越沖地震の時、柏崎刈羽原子力発電所は火災が発生しましました。そして、すべての貯蔵タンクが使用禁止になりました(6)。
<(=^・^=)の結論>
柏刈羽原子力発電所の安全対策は、想定外になれば危険対策になる。
<余談1>
東電の資料(1)から、詳細な位置が直ぐに特定できました。これって、テロをやりたい方にはおいしい情報と思います。高台の貯水池のバルブの位置まで記載されています(図ー2)。(=^・^=)がテロをするなら、再稼働後にバルブを開け、水浸しにて制御不能にするか、地下軽油タンクの取り出口の位置も以下の写真からほぼわかります。

図―4 地下軽油タンク取り出し口((1)による)
(=^・^=)が新将軍様なら弟が長らく将軍様の国に住み友人が将軍様の国にいる可能性のある「東京電力原子燃料サイクル部 部長」(8)に情報の提供を指示するかもしれません。後は簡単です。詳細な位置が分かるので、1班は堤を襲い柏刈羽を水浸し、二班は地下軽油タンクに赴かせ、油漏れを起こす。なんてことを考えたりして・・・
<余談2>
福島原発が「想定外」なのになせ想定外になったか説明のない福島原発報告書(2)と、想定内の対策しか提示していない柏刈羽原子力発電所のストレステスト(3)(4)では、(=^・^=)は柏刈羽原子力発電所は「安全」でなく「不安」しか思えません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
【 津 波 対 策 】柏崎刈羽原子力発電所における 津波対策の取り組み状況についてを掲載しました(2)
福島原子力事故調査報告書の公表について|プレスリリース|東京電力(3)
めげ猫「タマ」の日記 柏崎刈羽原発のストレステストの想定津波高さは3.3m(4)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の津波―溯上高(実際に到達した高さ)は60m?(津波の高さは13mでも)(5)
世界の貯蔵タンク事故情報: 米国で地下タンクからの油流出によって環境汚染(6)
柏崎刈羽原子力発電所(7)
めげ猫「タマ」の日記 想定外の津波が原因―福島第一原発事故東電報告書(8)
蓮池透 - Wikipedia
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- 2012/06/22(金) 23:31:37|
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今日(3月22日)に東京電力から柏崎刈羽原子力発電所の対策状況が発表されました(1)。ポイントは3つみたいです。 ①標高12m相当の防潮堤設置 ②容量2万トンの貯水池の工事 ③非常用の地下ディーゼルタンク設置東京電力は6月20日に、福島原子力事故調査...
- 2012/06/24(日) 08:33:39 |
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