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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島のいらない物、1回-山木屋中学校

 避難指示が解除された川俣町山木屋の山木屋中学校はに山木屋の小学校からそのまま中学校に進んだ生徒はいません。学区外からの通学と推定されます。地元の子供が通わない中学をわざわざ残す残す必要はありません。
 福島県川俣町は阿武隈高地の北部に位置する山村です。福島事故で放射能が飛んで来て町は汚染されました。
 事故から10年を経て汚染されている福島凡例 
 ※1(1)(2)にて作成
 ※2 旧避難区域は(3)による。
 図―1 福島県川俣町

 図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(4)を超えた地域が広がっています。事故10年目の福島も汚染されています。事故10年目ですがが川俣町は今も汚染されたままです。
 事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(5)。
 通常は男の子が多く生まれるので(6)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(7)を引用
 図―2 福島の綺麗な女性

でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(8)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(9)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。広島や長崎で起きていない事がフクシマで行きました。広島や長崎のデータを持ってきて福島は「安全」と言うのは非科学的です。それでも、自公政権は「安全」であるとして(10)2017年3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(3)(11)。そして、2018年には学校が再開しました。そして、翌年の2018年4月に小中学校が再開しました。ところが、2019年3月に小学生5人が卒業し、小学生が「0」になりました。しかも、6年生5人は卒業後、同じ校舎で昨春再開した山木屋中には進学しません(12)(13)。以降、山木屋小学校はの児童は「0」が続いています(14)(15)。
 ところが中学校には7人の生徒が在籍しています(15)。2019年3月以降に小学校を卒業された方なので、全てが山木屋以外の小学校を卒業されたか、別の中学から転校された方です。学区外からの通学と推定されます。地元の子供が通わない中学をわざわざ残す残す必要はありません。川俣中学校は福島のいらない物です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 原発事故以降、川俣町山木屋には子供は暮らしていません。それをごまかすために、学区外の子供を保護者を説得し山木屋中学校に通わせていると思います。とんど、復興の偽装です。こうした偽装が平然と行われる福島では、福島の皆様は不安だと思います。
 10月に入り、福島はお米の季節です。福島は美味しいお米づくりに適しています(16)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産精米はありません。
他県産はあっても福島産精米が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―3 福島産精米が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県川俣町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―

(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和2年8月25日~10月30日測定)
(2)第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB
(3)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(4)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -
(5)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(6)出生性比
(7)高校で衣がえ 季節外れの暑さで汗を拭う生徒の姿|NHK 福島県のニュース
(8)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 ? 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(9)めげ猫「タマ」の日記 女の子が多く生まれる福島県田村市(2021年前半)
(10)国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判  :日本経済新聞
(11)川俣町 - Wikipedia
(12)原発被災地の学校、再開1年で休校 若い世代にためらい:朝日新聞デジタル
(13)「小学校」存続へ正念場 川俣・山木屋、粘り強く郷土愛育む授業:東日本大震災7年7カ月特集:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(15)児童・生徒数 - 川俣町公式ホームページ
(16)米 - ふくしまプライド。
(17)福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ
(18)>いちい 川俣店のチラシ・特売情報 | トクバイ
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  1. 2021/10/04(月) 19:47:22|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

大戸屋では福島産米を使っていることをわざわざメニューに記載していますね。
  1. 2023/05/23(火) 07:26:48 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

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