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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島の要らない物、2回-御用学者

 御用学者(ごようがくしゃ)とは、政府や財界、権力者に迎合し都合のいいことを唱える学者との意味でつかわれる言葉です。原子力発電の分野では、研究に多額の費用がかかることから権力におもねり、「安全神話」のお墨付きを与えることで電力会社等の支援を受ける例があります(1)。福島原発事故で東京電力は福島を中心にINES最高レベル(2)の放射能をバラマキ福島を汚染しました。
 事故から10年を経て汚染されている福島凡例 
 ※1(3)(4)にて作成
 ※2 避難区域は(5)による
 図―1 特異的に汚染されている福島

 図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(6)を超えた地域が広がっています。事故から10年以上が経過しましたが、福島は汚染されたままです。
当然、福島原発事故でも御用学者の皆様が活躍しました(しています)。(=^・^=)は、開沼博氏(7)、高村昇氏(8)、早野龍吾氏(9)を福島三大御用学者と考えています。常に、原子力ムラや行政に寄り添って、福島の安全・安心や差別・偏見を発信していす。復興庁は2018年3月3日に「放射線のホント」なる冊子で、福島の安全・安心や差別・偏見を発信していす(10)。この冊子には誤りがあるにも関わらず、内容が訂正されることはありませんでした(11)。この冊子の執筆協力者に3人が連ねています(12)。他にも怪しげな方がいますが。
 開沼博氏は社会学者です。福島県いわき市出身です。東京大学大学院在籍中の2011年1月に、地元に近い東京電力福島第一原子力発電所をめぐる地域開発や福島県政について、論じ戦後日本の近代化の過程を理論化した修士論文を提出しました。それが2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の発生に伴い、話題となり脚光を浴びました。そして、同論文は改訂増補を加えて2011年6月に「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」のタイトルで青土社より出版され、第65回毎日出版文化賞(人文・社会部門)及び第32回エネルギーフォーラム賞特別賞を受賞しました。また、その後に立命館大学衣笠総合研究機構准教授に就任、そして2021年より東京大学大学院情報学環准教授に就任しました。また、、経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会原子力小委員会委員、復興庁東日本大震災生活復興プロジェクト委員などを務め(7)、行政に寄り添ってきた方でもあります。福島原発事故に乗っかり大学教員の職を得たかたです。
 福島の地方紙・福島民友に度々の寄稿を行っています(12)。そこで、福島や福島産を避ける行為を偏見による差別と主張されています(13)(14)。差別(さべつ)とは、特定の集団や属性に属する個人に対して、その属性を理由にして特別な扱いをする行為です。土地や物に関するものは対象ではありません。図-1に示す様に福島は汚染されています。汚染された地域や物を避けるのは当然の行為です。WHOは韓国が実施してる福島産などの輸入規制を妥当としました(15)。福島(産)を避ける行為は国際的に正当性が認められました。福島民友の「風評被害」記事の名誉棄損を認める判決がでました(16)。福島や福島産を避けるのは「差別」ではありません。福島を避けるのは、福島か汚染されているとの客観的事実によるもで「差別」でも「偏見」でもありません。これを開沼博氏は「差別・偏見・デマ」と断じていますが、彼は「差別・偏見」でないもを「デマ」とゆうデマ屋です。
 高村昇氏は長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授で放射線医療科学を研究された方です。費用をだれが出したか(=^・^=)は知りませんが、チェルノブイリに50回行かれました。2011年に福島で原発事故が起こると、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任し、川俣町や飯舘村で巡回講演を行い、『福島における放射線による健康被害はない』ことを強調しました(9)。でも、異常は起こりました。
川俣町で事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(18)。
 事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれてくるのは概ね2012年以降です。飯舘村で2012年から16年の5年間を合計すると
 男の子 117人
 女の子 154人
で(12)、女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(19)。通常は男の子が多く生まれので(20)、出生異常です。
 事故後に福島全体でもおかしな事がおきました。以下に福島の合計特殊出生率を示します。
2011,12年と下がった福島の合計特殊出生率
 ※(20)を引用
 図―2 福島の合計特殊出生率

 図に示す通り、事故があった2011年と翌年に低下しています。一人の女性が一生に産む子供の数の平均の数です(21)。福島の女性は事故後に子供が産めなくなりました。このようなことは同じ被災地でも岩手や宮城では起こっていません。
brg130607a.gif
 ※(22)を転載
 図―3 福島および隣県と全国の合計特殊出生率推移

 以下に福島の事故前後の自然死産率の推移を示します。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※(23)を集計
 図―4 福島県の自然死産率の推移

事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012年以降に自然死産率は全国平均の1.5倍に跳ね上がっています。このような増加が偶然に起こる確率を計算したら統計的な差があるとされる5%を下回る1.3%です(24)。
 高村昇氏は2011年12月より福島県の地方紙・福島民報に「放射線・放射性物質Q&A」を寄稿していました(25)。福島民報は発行部数25万部で福島では最大の発行部数です(26)。それなりに影響があったと思います。ネットにも掲載されたので(25)、(=^・^=)も拝読させていただきました。全体をみて、都合の良い事実だけを上げて福島は「安全」「安心」を強調しています。そして、不都合な事実は無視です。たとえば、川俣町や飯舘村で起きた出走性比の異常や2012年の合計特殊出生率の低下、自然死産の増加は無視です。
 チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんの多発が見つかりました。これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています。当初の想定は100万人当たり2,3人です。これまでの発表を集計すると累積で
 約30万人の検査で267人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして9人です。当初の想定に比べ極めて高い割合です(26)。福島の多くの方が不安だと思います。これについて高村昇氏は2017年に福島Q&Aの「放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い?」で、
「県民健康調査で行われている「甲状腺検査」のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町、飯舘村を含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
と寄稿しています(27)。なお、強調は(=^・^=)が付けました。甲状腺検査は、先行検査、2巡目、3巡目、4巡目、5巡目検査が2~3年間隔で実施されています(28)。そして2巡目検査以降では、地域差が出ています(29)。「放射線・放射性物質Q&A」では、触れていません。
 高村昇氏は長崎大教授の権威を使って、不都合なことは一切を無視し、福島の皆様に安全・安心を喧伝しました。そして、昨年9月に福島県双葉町に開館した東日本大震災・原子力災害伝承館の初代館長に就任しました(30)。
 早野 龍五氏は原子物理学者です。福島原発事故後に福島は「安全」との論文を発表しています。費用をどこが出したかは分かりませんが、4歳未満の乳幼児や子供の内部被曝を測定するための装置「ベビースキャン」の開発・制作し、2013年12月から2015年3月にかけて0~11歳の子供を2707人調べた結果、検出可能なレベルの放射性セシウムが見つかった例はないという報告を2015年7月に発表しています(10)。この論文は、福島産を許容するか否かのアンケートをとり、許容する方が多い地域(郡山市、三春町)、少ない地域(相馬市、南相馬市)、その他の地域(いわき市、茨城県大子町)のすべて方で、検出可能なレベルの放射性セシウムが見つかった例はないとするものです。これ以外の地域(たとえば福島市)等のデータは採用していません(32)。単純に考えれば福島産を許容する方としない方に分けて、比較すればいいのですが、そのような事はしていません。一部データ(たとえば福島市)を捨てた理由が論文には記載されていません。被ばくのデータは捨てた可能性を論文を見る限り否定できません。福島県伊達市の住民の被曝量を3分の1とした誤ったとする論文を発表しています(10)。
 早野 龍五氏は怪しげな論文や誤った論文を発表し、福島の「安全」「安心」を喧伝しています。
 原発事故後に福島に係った御用学者は誰もが放射線にかんして「合理的に達成できるかぎり低く保つべきである」(As Low As Reasonably Achievable)との「ALARA(アララ)の原則」(33)には絶対に触れません。事実とは関係なく福島は「安全」「安心」と喧伝しました。図-1に示す様に福島は汚染されています。彼らの行為は、福島の皆様を不必要な被ばくに曝す行為です。このような方は要りません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島には要らない物が他にもやります。よかったら見てください(めげ猫「タマ」の日記 福島の要らない物)。
御用学者達が巣くう福島では、福島の皆様は不安だと思います。
  福島を代表するの秋野菜にシイタケがあります(34)。福島のシイタケは美味しいとの事です(35)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(37)。でも、福島県須賀川市のスーパーのチラシには福島産シイタケはありません。
他県
 ※(38)を引用
 図―5 福島産シイタケが無い福島県須賀川市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県須賀川市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にさせて頂いたサイト様および引用した過去の記事―
(1)御用学者 - Wikipedia
(2)国際原子力事象評価尺度 - Wikipedia
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和2年8月25日~10月30日測定)
(4)第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB
(5)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(6)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -
(7)除染情報サイト:環境省
(8)開沼博 - Wikipedia
(9)高村昇 - Wikipedia
(10)早野龍五 - Wikipedia
(11)>風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略
(12)復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(13)【復興の道標・識者の意見】立命館大准教授・開沼博氏 寝た子を起こすべき:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)「5年の歴史」編へ識者の意見【番外編 上】開沼博氏・立命館大特別招聘准教授、福島大客員研究員:復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(15)差別 - Wikipedia
(16)「福島産」の輸入規制 中国、韓国は10年経っても解除しない: J-CAST トレンド【全文表示】
(17)福島民友新聞社の報道によってそこなわれた名誉の回復をもとめる裁判について、上告をおこなわないといたしました。
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(19)めげ猫「タマ」の日記 避難解除の飯舘村、村内居住者は23.8%、プレミアム商品券も効果無し
(20)出生性比
(21)10の指標にみる福島県のいまVer.29を掲載しました。 - 福島県ホームページ中の平成30年2月15日公表分 10の指標にみる福島県のいまVer.29 [PDFファイル/601KB] 
(22)合計特殊出生率 - Wikipedia
(23)めげ猫「タマ」の日記 福島県の合計特殊出生率がダウン―福島原発事故の影響、福島テレビ!―
(24)保健福祉部関係の統計情報データベース(過去倉庫) - 福島県ホームページ⇒福島県人口動態統計確定数
(25)放射線・放射性物質Q&A|震災・原発事故アーカイブ|福島民報
(26)発行部数 - 福島民報社 媒体資料
(27)|震災・原発事故アーカイブ|福島民報
(28)第42回「県民健康調査」検討委員会(令和3年7月26日)の議事録について - 福島県ホームページ
(29)めげ猫「タマ」の日記 福島の要らない物
(30)当館について | 東日本大震災・原子力災害伝承館
(31)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(32)放射線の画像検査への活用-放射線医療の現状 (前編) |ニッセイ基礎研究所
(33)めげ猫「タマ」の日記 福島の要らない物
(34)秋 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(35)いわき菌床椎茸組合 いわきの逸品
(36)福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ
(37)ザ・ビッグ須賀川店 | 宮城県、福島県のイオングループのスーパーマーケット「ザ・ビッグ」 | マックスバリュ南東北
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