先月、福島で赤ちゃんが減っている記事をかきました(1)。福島県(2)と宮城県(3)の6月末での人口動態がそれぞれの県のホームページにアップされていたので、2012年6月末までの結果を纏めました。福島では、赤ちゃんの誕生は減っていますが、宮城では減っていません。

※1 福島県の出生数は(2)による。
※2 宮城県の出生数は(3)による。
図―1 福島県・宮城県の出生数推移
福島県の赤ちゃんは去年11月に少し減り、12月に大幅に減っています。そして、その後6月まで減った状態が続いています。宮城県では、去年11月、12月に減ったのは同じですが、今年になってから、回復してます。少し、詳しくみるため出生数の増減率をグラフにしてみました。福島県も宮城県も去年12月は大幅に減りましたが、宮城県は今年1月には回復していますが、福島県は減ったままです。

図―2 福島県、宮城県の出生数の増減(前年当月比)
3月に懐妊した赤ちゃんは12月に生まれると思います。12月は宮城も福島も大幅に赤ちゃんの誕生が減っています。12月に大幅に出産が減ってのは、地震のせいだと(=^・^=)は思っています。でも、わからないのはその後です宮城県では回復していますが、福島県は回復していません。
福島県の資料(4)によると、2009年には16,326人の赤ちゃんが生まれています。お母さんの年齢を見ると、25~30歳未満が5265人、30~35歳未満が5295人で、25歳から34歳の方が10,560人で全体の65%程度を占めています。そこで、月別に25歳から34歳の女性人口の増減と赤ちゃんの増減を比較してみました。
データは(2)による。
図―3 お母さんなる年齢(25~34歳)と出生数の月別の増減(対前年同月比)
2月、3月は出生数と25歳から34歳の女性の減り方は同じですので、原因は母親となるべき女性が流失したためだと思います。でも、4月以降が分かりません。出生数の減り方が25歳から34歳の女性の減り方を大幅にうわまったいます。
4月の出産となれば懐妊の時期は前年の7月頃(福島のばら撒き3ヶ月後)になります。この間に福島県の女性の羊水の劣化が進んでたりして・・・
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島県の赤ちゃんは減ったまま(2012年5月までの集計)(2)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(3)
宮城県/統計課/統計データ/住民基本台帳人口及び世帯数(月報)(4)
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/hofukusoumu_kakuteisu21.pdf
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- 2012/07/31(火) 21:14:59|
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