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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月10日発表)―福島産コシアブラから300(Bq/kg)のセシウム、福島県検査は71(Bq/kg)MAX―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。6月10日に5月20日までの食品中のセシウム検査結果が21日遅れで発表になりました(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。前回に続き(5)今回も先回につづき(5)、基準値を超えるセシウム汚染食品が見つかりました。事故から11年以上ですがセシウム汚染食品が見つかり続けています。
 牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数 1,192件中12件の基準超え
  ②平均は1キログラム当た4ベクレル、最大300ベクレル(福島県産コシアブラ)。
 事故から11年以上ですが、セシウム汚染食品が見つかり続けています。
 厚生労働省や福島県の発表(1)(2)を解析すると
 ・福島産コシアブラから300(Bq/kg)のセシウム、福島県検査は71(Bq/kg)MAX
 ・久慈川のアユからセシウム、福島産は10年連続ND
 ・茨城・千葉県産スズキからセシウム、福島産は298件連続ND
 ・福島はキュウリの季節、汚染がひどい最大産地を検査しない福島県
 ・上昇する福島県産ネギのセシウム
等の特徴があり、福島産は「安全」とは言えません。

1.福島産コシアブラから300(Bq/kg)のセシウム、福島県検査は71(Bq/kg)MAX
 福島県産コシアブラから基準値の1キログラム当たり100ベクレル(6)の3倍に当たる同300ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました。検査したのは福島県でなく新潟県です(8)。以下に過去5年間の検査結果を示します。
新潟県検査で基準超も福島県検査では基準値以下の福島産コシアブラ
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは採取日
 ※4 基準値は(6)による
 図―1 福島産コシアブラの検査結果

 図に示すように福島産は全てが基準値以下です。最大でも1キログラム当たり71ベクレルです。
 福島産は福島県の検査で基準値以下でも他で検査すると、基準値を大きく超えるものがあります。

2.久慈川のアユからセシウム、福島産は10年連続ND
 久慈川は福島県の八溝山北側斜面に源を発し、八溝山地と阿武隈高地の間を南へ流れ、茨城県に入って大子町、常陸大宮市などを経て、日立市と東海村の境界から太平洋に注ぎます(9)。以下に示します。
事故から11年過ぎて汚染されている福島 凡例
 ※1(10)(11)にて作成
 ※2 避難区域は(12)による。
 ※3 久慈川は(9)による
 図―2 福島県伊達市と久慈川

 図に示すように茨城県側に比べ福島県側は汚染されています。
 茨城県側の久慈川で捕れたアユから、セシウムが見つかったと発表がありました(13)。以下に福島県側を含めた検査結果を示します。
茨城県では見つかっても福島県側では見つからない久慈川産アユのセシウムウ
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは採取日
 図―3 久慈川のアユの検査結果

 図に示すように福島県側からは10年間見つかっていません。同じ水系でも、茨城産からは見つかるのに、福島県が検査した福島産からはセシウムは見つかりません。


3.茨城・千葉県産スズキからセシウム、福島産は298件連続ND
 茨城・千葉県産スズキからセシウムが見つかったと発表がありました(14)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―4 スズキの検査結果 
 
 図に示すように茨城・千葉県産だけでなく宮城県産からも見つかっています。一方で厚生労働省や福島県の発表(1)(2)の発表を数えると福島県が検査した福島産スズキは298件連続で検出限界未満(ND)です。
 千葉県産チダイからセシウムが見つかったと発表がありました(15)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産チダイからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―5 チダイの検査結果 
 
 図に示すように千葉県産だけでなく岩手、宮城、茨城県産からも見つかっています。一方で厚生労働省や福島県の発表(1)(2)の発表を数えると福島県が検査した福島産チダイは493件連続で検出限界未満(ND)です。
 千葉県産ムシガレイからセシウムが見つかったと発表がありました(16)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産ムシガレイからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―6 ムシガレイの検査結果 
 
 図に示すように千葉県産だけでなく茨城県産からも見つかっています。一方で厚生労働省や福島県の発表(1)(2)の発表を数えると福島県が検査した福島産チダイは911件連続で検出限界未満(ND)です。
 以下に海産魚の検査結果を示します。
他では見つかっても、福島産海産魚からは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―7 海産魚の検査結果 


 図に示すように北は北海道、南は神奈川県まで広範囲でセシウムが見つかっています。一方で厚生労働省や福島県の発表(1)(2)の発表を数えると福島県が検査した福島産海産魚は2,532件連続で検出限界未満(ND)です。
 海は繋がっているのに、汚染源がある福島産海産魚からセシウムが見つからないなどはおかしな話です。コシアブラ等の野菜類、アユなどの淡水の水産物を含めの福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、概ね福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(17)で実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。 

4.福島はキュウリの季節、汚染がひどい最大産地を検査しない福島県
 福島を代表する野菜にキュウリがあります(18)。5~8月がシーズンです(19)。福島はキュウリの季節になりました。福島県伊達市は福島県最大の産地です(20)。 図-2に示す様に、両市は旧避難区域に隣接し、ICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(21)を超えた地域が広がっています。旧避難地域にも隣接しており、伊達市では避難地域設定後に放射線量が高いことが判明し避難支援が行われた特定避難勧奨地点が設定されいます(22)。福島のキュウリは12シーズン連続で、放射能で汚染された地で栽培されています。確り検査して欲しいと思います。以下に検査結果を示します。
汚染がひどい主要産地のキュウリを検査しない福島県
検査結果が出て来ない福島産サクランボ
 ※(23)を引用
 図-8 伊達市産キュウリの検査結果

 図に示すように検査結果が出て来ません。それでも、福島県は福島産の安全を検査で安全を確認していると主張しています(24)。
 福島産は検査されていなくても、検査で「安全」とされ出荷されます(24)。

4.上昇する福島県産ネギのセシウム
 福島県産ネギからセシウム見つかったと発表がありました(25)。以下に検査結果を示します。
上昇する福島産ネギのセシウム
 ※(1)(2)を集計
 図-9 福島県ネギの検査結果

 図に示すように2015年以降は検出限界未満(ND)が続いていたのですが、突然のセシウムです。福島産はセシウムが上昇することがあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・検査していなくとも、検査で「安全」とされる福島産
 ・セシウムが上昇する福島産
 これでは「福島産、食べて応援、あの世行き」です(26)。
 (=^・^=)は心配なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
だと思います。
 福島を代表する果物にサクランボがあります(27)。今年も出荷が始まりました(28)。福島のサクランボは甘みと酸味がバランスよく、繊細な味わいです(30)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(31)。でも、福島県福鏡石町のスーパーのチラシには福島産サクランボはありません。
他県産はあっても福島産サクランボが無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
 ※(32)を引用
 図-10 福島産サクランボが無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ



―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)加工食品等の放射性物質検査について - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(1291報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月3日発表)―セシウム汚染食品の市場流出を放置する岸田政権―
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)⇒1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(Excel:283 KB)
(8)(7)⇒No10
(9)久慈川 - Wikipedia
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和3年8月31日~10月25日測定) 令和4年03月04日
(11)第13回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会資料1 帰還困難区域の放射線防護対策について(特定復興再生拠点区域外における土地活用関連)【PDF:440KB
(12)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(13)(7)⇒No34
(14)(7)⇒No48、290、305、315
(15)(7)⇒No286(チダイ)
(16)(7)⇒No289(ムシガレイ)
(17)農林水産部 - 福島県ホームページ
(18)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(19)特産品を知る | JAふくしま未来について | JAふくしま未来
(20)福島県[伊達市]の農作物 | 夏秋きゅうり さやえんどう 桃 すもも ニラ 柿 | 雑穀類, いも類, 米, 野菜, 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(21)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08) - ATOMICA -
(22)緊急時避難準備区域について -首相官邸ホームページ-
(23)⇒野菜⇒か行⇒き⇒キュウリ、キュウリ(施設)、伊達市で検索
(24)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(25)(2)⇒令和4年6月7日公表:野菜(R4.6.1-6.3採取分) [PDFファイル/96KB]⇒No7
(26)めげ猫「タマ」の日記 福島産、食べて応援、あの世行き(2021年度)
(27)くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会
(28)トピックス | JAふくしま未来
(29)特産品を知る | JAふくしま未来について | JAふくしま未来
(30)福島県の食の安全の動画について - 福島県ホームページ
(31)鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
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  1. 2022/06/12(日) 19:57:13|
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