めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

7割が4ヶ月で基準超え、福島県県民健康調査

 8月13日に福島県は、行動記録からどれだけ被爆したかを発表しました(1)。福島市を中心とする福島県の中通北部地域では、福島第一原発の放射性物質ばら撒き後の4ヶ月で年間許容被爆線量を7割の人が超えていました。でも、福島県は健康には影響ないと言っています(2)。
 福島県の地図を見ると、福島県には2の山脈が走っています。東から、阿武隈山地と奥羽山脈です。海と阿武隈山地の間を浜通り、阿武隈山地と奥羽山脈に挟まれた中通り、奥羽山脈の西が会津地方です。中通り地区はさらに福島市を中心とする北部、郡山市を中心とする中部、そして白河市を中心とする南部に解れます(2)。
 福島県は、福島第一原発の放射性物質(死の灰)のばら撒きの影響を調べるために福島県県民健康調査をしています。その一つとして、行動記録からどれだけ外部被ばくしたかを集計し、外部被ばく線量を集計しています。その結果が8月13日に発表されました(1)。地域差があるのですが、福島県中通り北部ではたった4ヶ月で、1年の許容線量を約7割の人が超えています。以下に様子を示します。

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 図―1 福島県中通北部の4ヶ月間の外部被ばく線量分布

ICRP勧告では、一般の人が浴びていい放射線量は1年で1mSvです(3)。これを4ヶ月で7割方が超えています。その後も放射線は残っています。


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 ※福島県のデータ(4)を(=^・^=)が集計

図―2 福島県の空間放射線量率と積算線量の推移

 ばら撒きから4ヶ月の積算線量は6.5mSvですが、1年たった2012年3月にはほぼ2倍の12.1mSvになっています。1年で考えるなら県民調査の値を2倍して考える必要があります。7割以上の方が、許容される倍のほの被爆をしています。そして、これからも放射線は出続けます。

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 ※計算方法は(5)による。
 図―3 福島市における放射線量と積算線量のこれまでの実績と今後の予測

これは福島だけの問題ではないと思います。近くにある原発を再開するなら、事故ったときの基準超えの被爆が覚悟する必要があると思います。


‐参考にしたサイト様‐
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 県民健康管理調査について
(2)福島県 - Wikipedia
(3)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/toushin/__icsFiles/afieldfile/2011/03/07/1302851_1.pdf
(4)福島県ホームページ - 組織別 - 空間線量モニタリング結果
(5)めげ猫「タマ」の日記 長期の空間放射線量の計算方法
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  1. 2012/08/14(火) 21:17:49|
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