今日(8/23)に関西電力がこの夏の電力需給のまとめを発表しました(1)。そこで、(=^・^=)も関西電力の電力需給についてまとめてみました。結論は、揚水を使えば原発再稼働なしても電気が足りたでした。
今年の6月22日に関西電力は電力の受給見通しを発表しています(2)。そこには、原発が再稼働できなないと、夜間に揚水式発電所が十分に運転できず揚水式発電所が動かせず電気が不足するとのものです。揚水式発電所は、夜間に電気をもらい上にあるダムに水を揚げ、電力が不足する昼間による揚げた水で普通の水力発電所と同じ
ように発電します。揚水式は発電所は、巨大な蓄電池だと(=^・^=)は思います。重要なのは発電能力と蓄電量が大事なことだと思います。そこで関西電力の揚水式発電所の能力(発電量と蓄電量)を(=^・^=)なりに調べてみました。
表1 関西電力の揚水式発電所

※1 (5)(6)
※2 (7)
※3 (8)(9)
※4 (10)
※5 (4)に記載の式を変形し、最大流量を求め稼働時間を求め、稼働時間×質力で蓄電量を計算
関西電力は、6月30日以降の毎時の電力量と供給の内訳を発表しています(11)。そこから原発をゼロとして、揚水発の必要電量ないしは蓄電量を計算してみました。

図―1 原発再稼働がない場合の揚水貯水量と必要な発電量
もし、揚水が空になれば発電できなくなるので、発電できなくなるので電気がショートします。必要発電量は488万kw(揚水の能力)を超えたら電気はシュートします。でも、どちらもありません!
計算方法は以下の通りです。
①6月30日時点では、揚水の蓄電量を「0」とする。
②火力、水力、他社(電源開発や和歌山共同火力等)の購入分(他社受電)が合計を出す。
③②の合計が需要を超えたら、超えた電気は揚水に回す。
④揚水の最大出力488万kw最大として、③の電気を受け電気を蓄える(ただし、蓄電できる最大量4,788万kh)を最大する。
⑤③で不足する場合は、揚水で発電し蓄電量を減らす。
以下に各パラメータの時間変化を示します。

図―2 1時間当たりの供給緑、需要、揚水発電量と揚水蓄電量
<余談>
関西電力(そして政府)も原発を再稼働しないと電力が不足すると嘘をつきました。関西電力は原発は安全だと言っています。嘘をつく関西電力、原発に嘘であっても不思議ではないと思います。
-参考にしたサイト様-
(1)
プレスリリース -今夏の需給状況について- [関西電力](2)
・参考資料:今夏の需給見通し [PDF 88.6KB] (3)
揚水発電 - Wikipedia(4)
水力発電 - Wikipedia(5)
利用不可(6)
奥吉野発電所(7)
水力発電所ギャラリー 関西電力喜撰山発電所 - 水力ドットコム(8)
ゆたかな自然に囲まれた、花と緑の小さな村 エルビレッジおおかわち:大河内発電所 [関西電力](9)
長谷ダム[兵庫県] - ダム便覧(10)
多々良木ダム - Wikipedia(11)
でんき予報 [関西電力]の「 過去の使用電力実績のダウンロード」
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- 2012/08/23(木) 21:05:00|
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