関西福島原発事故から1年5ヶ月、でも福島では死亡率が上がったままです!
以前の記事で、福島県全体で原発事故後に12%(震災犠牲者を除く)も死亡率が上がったと記事を書きました(1)。今日(8月24日)に、福島県の7月中の人口統計が発表になりました(2)。その後がきになるので、3~7月について集計したのですが、福島県全体の死亡率は上がったままでした。

以下に数値表を示します。
まずは2010年(ばら撒き前)との比較
表―1 死の灰ばら撒き前(2010年)と今年(2012年)3~7月の死亡率の比較
(a)福島県(3~7月)

(b)宮城県(3~6月)

※1 震災犠牲者は除く(1)
※2 福島県は(2)を(=^・^=)が集計
※3 宮城県は(4)(5)を(=^・^=)が集計
※4 危険率は偶然に起こる確率を示す。χ
2は偶然に起こる確率(危険率)を計算するためのパラメータ(2)
福島では、死亡率が上がったままですが宮城では違いまます。宮城県は今日現在7月中の人口動態を発表していないので、6月までとの集計となりましたが、
福島では死亡率が上がったまま
宮城では死亡率にほとんど変化がない
みたいです。
2011年(ばら撒き直後)との比較では以下の感じになりました。
表―1 福島県での死の灰ばら撒き直後(2011年)と今年(2012年)3~7月の死亡率の比較(震災犠牲者を除く)

※1 震災犠牲者は除く(1)
※2 データは(2)を(=^・^=)が集計
※3 危険率は偶然に起こる確率を示す。χ
2は偶然に起こる確率(危険率)を計算するためのパラメータ(2)
福島では2010に比べ死亡率は増えたままですが、去年よりは死亡率は下がったみたいです。宮城については、3~6月では震災犠牲者に切り分けに無理があるので計算しませんでした。
<余談>
2012年の3~7月の死亡率は福島原発事故前の2010年に比べ上がっていますが、2011年に比べてれば下がっています。これは以下の妄想を否定すると思います。
①震災の影響(震災関連死等)を含む‐今年はそんな影響があるのでしょうか?だいたい宮城は変わりません
②人口の高齢化?ならば、去年に比べ死亡率が下がることはないと思います。
③ストレスによる。-去年に比べ今年はストレスが減ったでしょうか?作物や魚が売れない、外で遊べないは今年も同じです。外で遊べないを考えるならば今年は放射性物質のほかにクマさんも登場しています(6)。
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島県では、12%も死亡率が上がった。-この1年-(2)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(3)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(4)
宮城県/統計課/統計データ/住民基本台帳人口及び世帯数(年報)(5)
http://www.pref.miyagi.jp/toukei/toukeidata/zinkou/jinkou/juki_nen/juki_nen.htm(6)
めげ猫「タマ」の日記 熊の出没急増(7月末集計)!これって福島原発事故のため?
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- 2012/08/24(金) 20:08:55|
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