統計情報に、福島市の5月分の人口統計がでるのに気づきました。死亡者数は230人でした。前年の5月は226人ですので、4人増えたことにあります。原発事故前後の月別の死者の推移を以下に書きますが、3月、4月、5月と3ヶ月連続して、原発事故後に死者が増えています。
福島市の死亡者数推移
原発事故前後での死亡者数
原発事故前 原発事故後
(前年) (今年)
3月 280人 289人
4月 239人 281人
5月 226人 230人
合計 745人 800人
ところで、
郡山市内各地方環境放射能測定結果のお知らせ(福島県発表)によれば郡山市役所前で、一時間あたり1.02μシーベルトの放射線量を観測しておりますので、郡山市も立派な放射性物質汚染地帯です。郡山市の死亡者数は既に発表されており、福島市と同じく3ヶ月連続して増えています。
郡山市の死者数推移
原発事故前後での死亡者数
原発事故前 原発事故後
(前年) (今年)
3月 247人 296人
4月 258人 272人
5月 231人 267人
合計 736人 835 人
です。福島市と郡山市を合計すると
放射性物質汚染前後での死亡者数比較
放射性物質汚染前(前年) 1481人
放射性物質汚染後(今年) 1635人
です。
統計的に有意(明確に違うか)を計算してみました。危険率0.6%(χ自乗検定)で、明らかに差があります。放射性物質汚染地帯では、明らかに健康被害(それも最悪の死亡)が出ていると思います。
スポンサーサイト
- 2011/06/29(水) 21:33:15|
- -
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0