福島県が発表している人口動態(1)を(=^・^=)なりに集計したら、福島県飯館村では去年12月以降は男の子がほとんど生まれていないことが分かりました。去年12月から7月末まで、飯館村では女の子が25人生まれました。でも男の子はたった8人です。もう男の子はほとんど生まれないといってもいいと(=^・^=)は思います。2011年12月は妊娠期間を考えると、福島原発事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれる時期です。

図―1 飯館村の男女別の出生数推移
こんな事が、偶然に起こる確率を男の子と女の子がほぼ同じだけ生まれるとして計算してみました。以下の通り、1%以下です。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果

※1 危険率とは偶然に起こる確率を示す。
※2 計算方法は(2)による。
とても偶然とは思えません。
福島県県民健康管理調査にて2011年7月11日までの外部被ばく線量の推計値を発表しています(3)。このうち飯館村の被爆線量が一番大きいように(=^・^=)には見えます。以下に、飯館村と浪江町の集計結果を示します。


(a)飯館村 (b)浪江町
図―1 2011年7月11日までの被爆線量部分布(3)による。
性比と呼ばれる概念があります。女(メス)100人に対する男(オス)の数です。上記の飯館村、浪江町に加え福島県では放射性物質のばら撒きがなかったいわき市の2011年12月から12年7月までの性比と被爆線量を図にしてみました。
※1(1)(3)(5)より推計
※2 いわきは(3)の県中のデータと(5)より求めた積算線量から(=^・^=)が比例計算
図―3 平均被ばく線量(2011年7月まで)と赤ちゃんの性比
なお、数値表は以下の通りです。
表―2 福島県各地域の性比と平均の被ばく線量(2011年7月11日まで)

<余談>
男の子が生まれ難くなるにはメカニズムには諸説があるみたいです(6)。正しいかは別にして飯館村の現状を見る限り、原発事故にあったら男の子の誕生をあきらめる覚悟が必要かもしれません。
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(2)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(3)
福島県県民健康管理調査「基本調査(外部被ばく線量の推計)」について (4)
性比 - Wikipedia(5)
福島県ホームページ - 組織別 - 空間線量モニタリング結果(6)
めげ猫「タマ」の日記 福島では男の子が生まれ難くなっている?
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- 2012/08/28(火) 21:05:58|
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