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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

一人当たり600万、福島原発農業補償!休耕した方が安い?

 福島の農協などでつくる「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は9月20日、福島市のJA福島ビルで総会を開き、東京電力福島第一原発事故に伴う東電への損害賠償の9月請求額をのべ延べ1万4218人分として74億5200万円と決めた。8月までの損害賠償請求額は799億9100万円ですので(1)ので,合計すると854億4300万円です。
  一人当たり601万円(854億4300万円÷1万4218人)
です。でも福島県の農家の平均の農業所得は年間151万円です(2)。請求された補償はこの4倍です。数字を見る限り福島県の農産物の売価は生産費(肥料代、梱包用段ボール、温室栽培の燃料等)を上回っています。それだったら、休耕してもらい失った所得を補償した方が安くつくと(=^・^=)は思います。福島産のセシウム汚染食品におびえることもなくなります。

<余談>
 東京電力のセシウムばら撒き被害の補償は東京電力が窓口になっていますが、必要なお金は全国の電力会社が負担しています(3)。いつかわ電気料金に化けて(=^・^=)も支払うことになります。だったら、少しでも安くして欲しいと思うのは当たり前だと思います。でも福島産の農産物を出荷するための費用はこれだけではありません。たとえば、お米の全袋検査の費用があります。検査装置の導入費用が50億円、検査費用が60億円の合計110億円がかかるみたいです(4)。こんな費用も足せば1000億程度になるような気がします。福島の農業は出荷停止にした方が安くつく。(=^・^=)は確信しています。
 福島県の方々にも考えて欲しいと思います。福島原発の補償金は、東京電力のお金でなく(=^・^=)も含め、多くの人から集めたお金であることを!福島原発によって受けた損害は十分に償わなければなりません。でも、損害額を少なくする努力も必要であることを・・・・


-参考にしたサイト様-
(1)9月分は74億5200万円 JA対策協の東電賠償請求 初めてコメの価格下落分も | 県内ニュース | 福島民報
(2)福島 農業 |福島県農業 統計 2010 平成22年
(3)原子力損害賠償支援機構
(4)県、60億円を専決処分 今年産米全袋検査の経費 | 県内ニュース | 福島民報
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  1. 2012/09/21(金) 20:51:35|
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