10月23日に環境省は「除染推進パッケージ」を公表しました(1)。なんかこれ、意味のないことをならべています。まるで、環境省は除染しないパッケージだと(=^・^=)は思います。
除染が進まない理由は以下の3つだと(=^・^=)は思います。
①除染で出た廃棄物が処分できないので、永久に自分で保管するしかない。敷地内どころか、家の傍でもいやなのに(2)。
②国は効果的な除染方法を示していない(たとえば(2))。
③国は意味のない「2013年8月までに、11年8月の半分にする」とゆうまったく意味のない除染目標を掲げている(3)。
意味のない除染目標を掲げられ、効果的もない除染の後で、廃棄物の永久保管ではだれも除染に乗り気にはなれないと思います。
でも、国が打ち出した除染の加速化に向けた対策は
①福島の出先機関(福島環境再生事務)への権限委譲
デタラメな組織に権限移譲してどうするの?て感じです。隣の「除染情報プラザ」よれば、本宮市の「みずいろ公園」で<中略>除染を行いました。とありました。安心して遊べるか調べたら、今日(10/23)の空間放射線量率は、0.35μSv/hでした。1年いたらICRPが勧告する公衆被ばくの限度線量1mSvの3倍です。これで除染して安心!なんて広報する出先に権限移してどうするの?でも。本省も同じか
②同意取得業務の民間委託拡充など
同意にそんなに手間がかかるんですかね、かかるとしたら住んでいない人など思いますが、空家を除染してどうするのか(=^・^=)にはわかりません。
③地元と連携した農地除染のプラン作り
農地の除染は、プランどころか実際に行われています(6)。いまさら計画(プラン)を作ってどうする?
④各府省間の連携強化― いままでは不十分だったんだ!地震発生の時もい聞いたような
⑤補助金の概算払いの実施 ― 清算が必要で二度手間!
⑥除染と廃棄物処理の総合的な推進 - 除染廃棄物処分場の速やかな設置ではありません。たぶん、処分場が設置するのが困難なのでこんな書き方?
どれも効果のない対策だと思います。
<余談>
国はまともに除染をする意志はないと(=^・^=)は思います。もし、まともに除染する意志があるなら
①飴(処分上までの道路を回収すとか、中間貯蔵施設まで新幹線を作るとか)と鞭(ほっといたら、被ばくするとか、故郷の帰れない)を使って地元を説得する。
②遮蔽壁や裏山の除染など効果のある対策を取る。
③たとえば、除染後の生涯被ばく線量を100mSv以下にするなどの意味のある除染目標を設定する。
と(=^・^=)は思います。こんないい加減な発表をNHKななんの批判もなく報道しています(8)
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事-
(1)
環境省 報道発表資料-平成24年10月23日-「除染推進パッケージ」の公表について(お知らせ)(2)
めげ猫「タマ」の日記 仮置き場、作るなら隣町?(3)
めげ猫「タマ」の日記 常磐道モデル除染、除染したのは250m、計画通り失敗?(4)
めげ猫「タマ」の日記 福島再生基本方針を決定-でも国は除染の意思無し!(5)
福島再生 vol.19 | 除染情報プラザ:環境省(6)
PDF]
2007 年ICRP 勧告(Publ.103)(7)
農作物放射性物質低減対策の取り組み - JA伊達みらいのホームページ(8)
福島県内の除染 新たな対策発表 NHKニュース
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- 2012/10/23(火) 20:04:14|
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