先月、福島県で赤ちゃんが減っている記事をかきました(1)。福島の2012年中の人口動態が県のホームページにアップされていたので、2012年中の結果を纏めました。福島県では、原発事故後、2011年、2012年
2年連続で赤ちゃんの誕生は減っています。 福島県の赤ちゃん誕生数は
2010年 16,169人
2011年 15,190人
2012年 13,799人
で2年連続して減っています。12年はすべての月で、原発事故前の10年より減っています。

※データは(2)による。
図―1 福島県の出生数数推移
比較の為に宮城県も見てました。
※データは(3)による
図―2 宮城県の出生数推移
3月に懐妊した赤ちゃんは1部が11月(早産など)から、多くが12月に生まれると思います。12月は宮城も郡山も大幅に赤ちゃんの誕生が減っています。12月に大幅に出産が減ってのは、地震のせいだと(=^・^=)は思っています。でも、わからないのはその後です宮城県では回復していますが、福島県は回復していません。
<余談>
なんで赤ちゃんが減ったのか(=^・^=)なりに理由を考えてみました。
①津波のため?―津波の来ない内陸の郡山市でみ減っています(4)。
②地震のため?―同じように震災が襲った宮城県では直ぐに回復しています。
③お母さんとなるべき女性が逃げた?
福島県では65%の赤ちゃんが25歳~35歳の女性から生まれていますのでこの層は福島県のお母さん候補だと思います(5)。この層の
2010年中の平均人数 10,7364人
2012年中の平均人数 98,634人
で確かに8%程度減っています。でも赤ちゃんの誕生数は
15%=(16,169(2010年)―13,799(2012年))÷16,169×100
で、15%も減っています。
残りの7%の説明ができません。なおデータは(1)を集計したものです。
④偶然?―
偶然に起こる確率を計算したら殆ど0(50億分の1)でした。とても偶然とは思えません!
付表―1 偶然に起こる確率の計算結果

※1 危険率とは偶然に起こる確率を示す。
※2 計算方法は(6)による。
⑤エッチの意欲が衰えた?
福島原発事故で全員が避難した広野町でもラブホテルは再開しています(7)(8)。性器ヘルペスなどの性感染症は減っていません。

※3 データは(9)による。
付図―1 福島県性器ヘルペス発症者数(各年11月まで)
エッチの意欲が衰えれば減っていいと思います。完全には否定できませんがフクシマの方のエッチに対する意欲がお衰えているとも思えません。加えて言えば、
多量の放射線被ばくをした計画的避難区域では女の子に比べ男の子の赤ちゃんが減っています(10)。エッチを工夫しても、女の子を選択的に作るのは無理だと思います。何らかの生物学的な影響があったはずです。
原発が事故って放射性物質が降ってきたら、相当に長い期間、身体的な影響が出る覚悟が必要だと(=^・^=)は思います。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島県の赤ちゃんが減っている(11月末集計)―13ヶ月連続―(2)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口 (3)
宮城県/統計課/統計データ/住民基本台帳人口及び世帯数(月報)(4)
めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の赤ちゃんが減っている(2012年中)―14ヶ月連続2010年(福島原発事故前)割れ―(5)
めげ猫「タマ」の日記 福島県の赤ちゃんは減ったまま(2012年6月までの集計)(6)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(7)
避難住民「いつかは帰郷を」 福島・広野町、原発作業員特需で繁栄 - MSN産経ニュース(8)
ホテル ココナッツ(9)
福島県ホームページ - 組織別 - 感染症情報〈感染症発生動向調査月報〉◎12月号 (1,310KB)(10)
めげ猫「タマ」の日記 男の子が生まれ難い!福島 計画的避難区域(2012年11月末集計)
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- 2013/01/25(金) 20:53:50|
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