福島県が発表している人口動態(1)を集計したら、福島原発事故で福島原発の放射能汚染のひどい福島県伊達市では5ヶ月連続して男の子の赤ちゃん誕生数が、女の子を下回りました。昨年(2012年)11月~3月までの赤ちゃん誕生数は
男の子 53人
女の子 73人
です。
福島県伊達市は福島県の北部に位置し、計画的避難区域に隣接し、市内にはいくつも特定避難勧奨地点があります(2)。しかし避難区域は設定されてなく、人の住む場所では最も放射性物質汚染の酷い場所だと(=^・^=)は思います。



※(2)(3)より作成
図―1 福島県伊達市の位置
2012年度の赤ちゃんの誕生数を示します。

図―2 福島県伊達市の赤ちゃん誕生数
2012年11月から5ヶ月連続で男の子が女の子を下回っています。(=^・^=)なりに偶然に起こる確率を計算したのですが、3.8%で、統計的には差があり得るレベルです。2011年度の同時期(11月から3月)の赤ちゃん誕生数は
男の子 66人
女の子 61人
で、男の子が多くなっていました。男女の産み分けは容易でないので、外部らかの影響だと思います。他にも影響がないか(=^・^=)は心配です。きっちと調査する必要があると思います。
<余談>
このような現象は、ほぼ全村が計画的避難区域となり、比較的逃げるのが遅かった福島県葛尾村や飯館村ではもっと早く表れています。原発事故前後に懐妊した赤ちゃんが生まれ始める2011年12月以降、急に男の赤ちゃんが生まれなくなりました。

図―3 福島県葛尾村と飯館村の赤ちゃん誕生数
この現象は2012年の8月までは続いたと思います。この間生まれた赤ちゃんは
男の子 10人
女の子 35人
です。
蛇足ですが、伊達市は伊達氏のゆかりの地です(6)。伊達氏は美男子(伊達男)が有名です(7)が、ひょっとして、伊達男絶滅の危機?女の子が多く生まれても実害はないとの考えもあるかもしれませませが、男の子と女の子の赤ちゃんの比率(出生性比)に影響がでれば、他にもある可能性が非常に高いと(=^・^=)は思います。
伊達市の偶然に起こる確率の計算表を以下に記載します。
表―1 偶然に起こる計算結果について

メカニズムには諸説があるみたいです(8)。
―参考にしたサイト様―
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(2)
過去の避難指示等について(METI/経済産業省) (3)
① 第6 次航空機モニタリングの測定結果、及び②福島第一原子力発電所から80km 圏外の航空機モニタリングの測定結果について | 文部科学省(4)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(5)
飯舘村 - Wikipedia(6)
伊達市 - Wikipedia(7)
美男子 - Wikipedia(8)
めげ猫「タマ」の日記 福島では男の子が生まれ難くなっている?
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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記
- 2013/04/22(月) 20:15:54|
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