福島県が発表している2013年4月中の人口動態(1)を見たら、福島県葛尾村で4月に生まれた赤ちゃん4人全員が女の子で、男の子がいません。福島県葛尾村は村の大部分が計画的避難区域に指定され(2)、計画的避難区域は他の避難区域に比べ避難が遅く、それだけ多くの被ばくをしたと思います。
(=^・^=)は気になったので、同じく全村が計画的避難区域となった飯館村と合わせ、赤ちゃんの誕生数を集計してみら、原発事故前後に懐妊した赤ちゃんが生まれ始める2011年11月以降、急に男の赤ちゃんが生まれなくなりました。

図―1 福島県葛尾村と飯館村の赤ちゃん誕生数
2011年11月~2013年4月末までに生まれた赤ちゃんは
男の子 28人
女の子 55人
です。(=^・^=)が計算した限りでは偶然の起こる確率は3.6%なので統計的に差がありえませます。
福島原発事故によって福島県飯館村や葛尾村のほぼ全域が計画的避難区域に設定されました(2)。

図―2 計画的避難区域(2)
計画的避難区域では避難は直ぐに完了せず、飯館村で避難がほぼ完了したのは福島第一原発が放射性セシウム(死の灰)をばら撒いた3ヶ月後の2011年6月22日です(3)。こうした計画域では、避難が遅れた分だけ事故直後に大量の被ばくをしたともいます。特に全域がほぼ計画的避難区域になった飯館村や葛尾村では放射線の影響が顕著にでると思います。同じようなことはチェルノブイリ原発事故の後にも観測されたそうです(4)
<余談>
男の子が生まれなくても、女の子が生まれれば問題ないと多くの方が考えると思います。まして、福島県の女性は隣の宮城や茨城の女性に比べ綺麗ですし・・・

図―3 綺麗な福島県の女性(5)
でも他に影響が無いか(=^・^=)は心配です。(=^・^=)がモニターしているデータは極わずかです。でも異常がみられます。福島原発事故で東京電力は広島原爆120個分の放射性セシウムをばら撒き、10個分が福島県内に落下しました(6)。広島や長崎で見つからなかったことが、福島に出てもおかしくないと思います。
なお、飯館村や葛尾村での結果が偶然に起こる結果の計算結果を記載します。計算方法は(7)を見てください。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果

-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(2)
過去の避難指示等について(METI/経済産業省)(3)
飯舘村 - Wikipedia(4)
Chernobyl: Relationship between the Number of Missing Newborn Boys and the Level of Radiation in the Czech Regions(5)
めげ猫「タマ」の日記 20代前半の女性は14%減(2013年3月末)、福島県を去っていく若い女性たち(6)
めげ猫「タマ」の日記 福島を襲った放射線セシウムは広島原爆10個分!でも全体の12分の1(7)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記
- 2013/05/27(月) 20:19:01|
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