めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・除染は50年、総費用は25兆円?-でも手当できたのは44億円

 福島の除染は全く進んでいません。でも投じられた費用は既に、9256億円が投じられています(1)。いったいいつまで続くのか、(=^・^=)なりに見積もったらあと50年は続ける必要があるみたいです。年5千億円として総費用は25兆円です。でもこれまで手当できたのは44億円です(2)。
 福島原発事故で放射性物質に汚染された福島を中心に環境省は除染を進めています。2013年度予算までに確定した費用は総額約1兆5,351億円の国の予算割り当てあられていますが、このうち2013年分が6095億円なので、2012年度3月末には9256億円です(1)。福島県郡山市は132,684世帯の方が暮らしています(3)。このうち49,141戸の住宅に除染計画がなされ、3,398戸で完了しています(4)。全住宅に対しては2.5%の完了です。このペースで進んだらこれまでの40倍の期間がかかります。
 環境省は除染の長期的目標を
 「追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となること。」
としています(1)。この目標を達成すには空間放射線量を1時間あたり0.23マイクロシーベルトにする必要があるとしてます(5)。福島県田村市都路地区では除染が完了していますが、環境省が目標とする1時間当たり0.23マイクロシーベルト以下になったのは、30ある測定点(モニタリングポスト)の半分です。除染が実施されたのは全面積の5%未満です(6)。除染が完了しで放射線を気にしなくてよくなったのでなく、当初に計画した作業が終わったにすぎません。まだまだ除染が必要な状態が続いています。
 (=^・^=)は福島から環境省の長期目標を上回る地点がある限り、何年でも除染を続けていく必要があると思います。でも、除染の進捗は遅く効果も限定的なので、自然の長期目標以下になる地点も多数あると思います。言い換えれば、自然に放射線が減って自然の長期目標以下になるまで、除染を繰り返さすことになると思います。その期間を(=^・^=)なりに計算したら50年でした。放射線には半減期がありますし、ベクレルからシーベルトへの変換係数なども決まっています(7)(8)。福島市の信夫山公園の空間放射線量は、1時間当たり1.2マイクロシーベルトでした(9)。この値を使って過去の放射線量を見積(半減期による計算)もり、実績(測定値)と比較してみました。
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 ※(7)(8)を参考に(=^・^=)が計算
図―1 福島市信夫山公園の放射線量の見積もりと実績の比較

冬季に雪が積もり一時的に低下した部分を除きほぼ見積もりと実績は一致しています。福島第一原発よりばら撒かれた放射性物質は雨で流されることも地下にもぐることもなく福島の大地にしっかり張り付いていると思います。そこで、今後どうかを計算してみました。
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 ※(7)(8)を参考に(=^・^=)が計算
図―1 福島市信夫山公園の放射線量の見積もり

 環境省の長期目標の1時間当たり0.23マイクロシーベルトが達成できるのは、52年後の2055年との結果を得ました。信夫山は福島市街を一望でき、春には大勢の花見客で賑わう。福島市のシンボル的存在である。うつくしま百名山に選定されている。園内で飲食が可能なため、福島市内では人気の名所。また、大円寺が管理する墓地でもあり、福島市内では大規模な墓所も兼ねている。そのほか、岩谷観音、福島県護国神社や出羽三山の分社(羽黒山神社、月山神社、湯殿山神社)がある。近隣の小学校では秋の遠足は6年間とも信夫山の所もあり、学年ごとに登山値があがる。大変市民に親しまれている山です(10)。福島市民は信夫山の放射線量がさがるまでは最低でも除染を求めづづけると思います。でも住宅や他の公園なんどの除染もしなくてはなりません。結局は信夫山全体の放射線量が環境省の長期目標を満たすまで除染を続ける事になると思います。この期間はやく50年です。
 国は2011年から13年間の3年間で総額約1兆5,351億円の国の予算割り当てあられています。ペースダウンはできないので、毎年5千億円程度の予算が50年間続けば25兆円にまります。この程度の除染費用は掛かると思います。
 除染は「放射性物質汚染対処特別措置法」の3条に「 国は<中略>事故由来放射性物質による環境の汚染への対処に関し、必要な措置を講ずるものとする。」あり、国が一義的には実施します。でもその費用は44条に「関係原子力事業者が賠償する責めに任ずべき損害に係るものとして、当該関係原子力事業者の負担の下に実施されるものとする。」 ある通り東京電力が最終的にが負担ことになっています(11)。でも東京電力が支払に合意したのは、44億円でその後は支払を渋っています(2)。結局25兆円のうち手当されているのは44億円です。
 そして今の制度では最終的に負担するのは東京電力から電気を供給されている方です。東京電力には25兆円ものお金はありません(12)。電気料金に上乗せするしか手がないと思います。

<余談>
安倍出戻り総理は、東京電力が除染費用を支払えるようにすべきです。そうしないとあやふやにされ(=^・^=)も含む国民全体の負担になってしまいます。東京電力の売り上げは5兆7千億円(12)ほどです。年間5千億円を賄うには、9%程の電気料金の必要です。安倍出戻り総理は負担すべき人にどれだけ負担すべきがを示す責務があると思います。安倍出戻り総理は原発再開に熱心みたいです(13)。でもそんかことしたら、反原発の意見が高まり大好きな原発が再開できなくると思ってるからでないでしょうか?自民党の政調会長の高市早苗議員の
「福島第一原発で事故が起きたが、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」(14)は安倍出戻り総理の本音のようか気がします。


―参考したサイト様および引用した過去の記事―
(1)放射性物質汚染対処特措法の概要|除染のしくみの整備|除染についての基礎情報|除染情報サイト:環境省(2)環境省、東電提訴を検討 未払い除染費165億円めぐり - MSN産経ニュース
(3)福島県郡山市ウェブサイト - 市民の方へ - 郡山市の現住人口
(4)福島県 郡山市|除染実施区域の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(5)除染関係 Q&A - 環境省
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島県田村市都路地区の除染完了-全体の5%で
(7)めげ猫「タマ」の日記 長期の空間放射線量の計算方法
(8)空間線量率の計算
(9)信夫山公園の測定値 ≪ 各地の定時測定 ≪ 福島県放射能測定マップ
(10)信夫山 - Wikipedia
(11)平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法
(12)2013年3月期 決算説明会資料(スライド)
(13)めげ猫「タマ」の日記 核武装の為に原発は必要です!
(14)東京新聞:「福島事故で死者なし」 自民・高市氏が原発再稼働主張:政治(TOKYO Web)
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  1. 2013/06/19(水) 21:49:37|
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