福島県が発表している2013年5月中の人口動態(1)を見たら、福島県飯館で5月に生まれた赤ちゃん4人が女の子で、男の子はたった1人です。ほとんど女の子しか生まれていません。福島県飯館村は全村が計画的避難区域に指定され(2)ましたが、計画的避難区域は他の避難区域に比べ避難が遅く、それだけ多くの被ばくをしたと思います。
(=^・^=)は気になったので、同じく全村がほぼ計画的避難区域となった葛尾村と合わせ、赤ちゃんの誕生数を集計してみら、原発事故前後に懐妊した赤ちゃんが生まれ始める2011年11月以降、急に男の赤ちゃんが生まれなくなりました。

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図―1 福島県葛尾村と飯館村の赤ちゃん誕生数
2011年11月~2013年5月末までに生まれた赤ちゃんは
男の子 29人
女の子 59人
です。(=^・^=)が計算した限りでは偶然の起こる確率は2.4%なので統計的に差がありえませます。
福島原発事故によって福島県飯館村や葛尾村のほぼ全域が計画的避難区域に設定されました(2)。

図―2 計画的避難区域(2)
計画的避難区域では避難は直ぐに完了せず、飯館村で避難がほぼ完了したのは福島第一原発が放射性セシウム(死の灰)をばら撒いた3ヶ月後の2011年6月22日です(3)。こうした計画域では、避難が遅れた分だけ事故直後に大量の被ばくをしたともいます。特に全域がほぼ計画的避難区域になった飯館村や葛尾村では放射線の影響が顕著にでると思います。同じようなことはチェルノブイリ原発事故の後にも観測されたそうです(4)
<余談>
男の子が生まれなくても、女の子が生まれれば問題ないと多くの方が考えると思います。まして、福島県の女性は隣の宮城や茨城の女性に比べ綺麗ですし・・・

図―3 綺麗な福島県の女性(5)
でも他に影響が無いか(=^・^=)は心配です。福島県では合計特殊出生率が低下しています(6)。自然死産も増えています(7)。(=^・^=)は妊娠初期に男の子の胎児が選択的に死亡してしまったと考えると説明がつくと思います。生まれるべき男の子の半数が生まれない!(=^・^=)はそんな想像をしてしまいます。
福島原発事故で東京電力は広島原爆120個分の放射性セシウムをばら撒き、10個分が福島県内に落下しました(8)。広島や長崎で見つからなかったことが、福島に出てもおかしくないと思います。飯館村の避難が完了してから2年たっても影響がでているなんて、(=^・^=)は恐ろしさを感じます。
なお、飯館村や葛尾村での結果が偶然に起こる結果の計算結果を記載します。計算方法は(9)を見てください。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果

-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 福島県の推計人口(2)
過去の避難指示等について(METI/経済産業省)(3)
飯舘村 - Wikipedia(4)
Chernobyl: Relationship between the Number of Missing Newborn Boys and the Level of Radiation in the Czech Regions(5)
めげ猫「タマ」の日記 20代前半の女性は14%減(2013年3月末)、福島県を去っていく若い女性たち(6)
めげ猫「タマ」の日記 福島県の合計特殊出生率がダウン―福島原発事故の影響、福島テレビ!―(7)
めげ猫「タマ」の日記 福島県の自然死産率が25%増(8)
めげ猫「タマ」の日記 福島を襲った放射線セシウムは広島原爆10個分!でも全体の12分の1(9)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記
- 2013/06/25(火) 20:32:07|
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