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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島市の積算線量は20mSv(2013年6月末)

 7月になったので、福島県のデータ(1)から2013年5月末までの積算放射線量を集計してみました。
   積算線量 20.1mSv
  でした。なお、用語や単位の説明は(=^・^=)の過去の記事(2)を見てください。以下に福島市
の2011年の3月以降の空間放射線量の推移と積算線量を示します。
brg130704a.gif
 ※(1)のデータを(=^・^=)が集計
図―1 福島市の放射線量率と積算量

 なお2013年以降は測定点(モニタリングポスト)を放射線の低い道路際に移動したり、除染などの放射線量が低くなる人為的な操作が実施されています(3)ので、その分は補正しています。
 被爆線量が6割だとする(4)と福島市民の被爆線量は12mSvになります。福島第一原発に勤務する下請けさんの3月までの平均の累積被爆線量は10.4mSvです(5)。福島市でふつうに生活する方が福島第一原発で作業するのも被爆放射線量が多かったりして・・・

<余談>
 福島県のホームページを見ると現在の空間線量率のデータはあるのですが積算線量がありません。でも、重要なのはこれまで浴びた放射線の総量を表す積算線量だと思います。また、これからどれだけ被ばくするかを知るために将来予測も必要だと思います。そこで、これからどうなるか(=^・^=)なりに計算してみました。計算方法は(=^・^=)の過去の記事(6)を見てください。
brg130704b.gif
図―2 福島市の空間放射線線量と積算線量の見積もり

環境省が目標としている1時間当たり0.23マイクロシーベルト以下(7)になるには原発事故から20年後の2033年です。これからフクシマで生まれる子供たちは、放射線を気にしながら大人になるような気がします。もし再稼働した原発が事故れば長期間にわたり放射線にさらされることになると思います。フクシマの方のように・・・・

-参考にしたサイト様および引用した過去の記事-
(1)福島県ホームページ - 組織別 - 過去のデータ
(2)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(3)めげ猫「タマ」の日記 5月測定器の周りを除染で福島県の放射線量が激減!―補正式が必要
(4)asahi.com(朝日新聞社):学校の放射線量、暫定基準を公表 文科省 - 東日本大震災
(5)福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について|東京電力
(6)めげ猫「タマ」の日記 長期の空間放射線量の計算方法
(7)除染関係 Q&A - 環境省
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  1. 2013/07/04(木) 20:33:59|
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