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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月5週)―安倍出戻り総理すら食べない伊達の桃?

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。月週中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。7月2週も続き先週に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。
  ①検査数1,709件中15件の基準値超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり6ベクレル、最大460ベクレル(群馬県産クマ)。
  ③基準超の食品が,宮城、福島、群馬
で見つかっています。
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   ※牛肉を除く
   ※単位については(4)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2013年7月5週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

1.安倍出戻り総理すら食べない伊達の桃?
 7月31日に福島県知事が安倍出戻り総理を訪問され、福島県産の「桃」を贈りました。その場で、安倍出戻り総理はその場で桃を試食しました(6)。

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 ※(6)をキャプチャ
 図―2 目をつむって「おいしい」と叫ぶ安倍出戻り総理

 送られたモモをみたらパッケージが2種類ありました。
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 ※(6)をキャプチャー
 図―3 安倍出戻り総理に送られたモモのパッケージ

そこで産地をみたら、ひとつは「JA新福島」と記載があるので福島市産で(7)、もう一つは伊達産です。
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 ※(8)による
 図―4 JA伊達みらいの桃のパッケージ

どちらも福島県を代表する桃の産地です。
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 ※(9)より引用
 図―5 福島県の地域別モモの生産シェア

 どちらを食べたか気になったのですが、図―3を見ると福島市(JA新福島)産の桃の箱手前に桃が見えませんし、伊達産の桃は全て箱に入っているので福島市産のような気がします。
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 図―6 全部揃っている伊達産の桃

安倍出戻り総理が食べたのは福島市産の桃で伊達産の桃は食べてないと思います。でも仕方がないことだと思います。福島県伊達市は計画的避難区域に隣接し、市内には幾つもの特定避難勧奨地点が点在しています。(=^・^=)の知る限り避難区域外(農業が行われている)場所としては最も放射性物質汚染の酷い場所だと思います。
brg130803f.gif拡大⇒brg130803g.gif
図―7 伊達市と福島市

 福島市は伊達市に隣接していますが、伊達市ほどではないと思います。もし(=^・^=)が伊達か福島市産の桃のどちらかを食べなければならないなら、福島市産を選ぶと思います。でも、食べた後は恐怖にあまり目をつむる(図―2参照)ような気がします。

2.大幅に減少した福島市産桃の検査数
 福島県産農産物が安全であるか否かの確認には適切なサンプリングがなされているか否かも重要な問題など(=^・^=)は思います。福島県は概ね3地域(浜通り、中通り、会津)に区分されます(10)。
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 ※凡例は図―7に同じ
 図―8 福島県の各地域

 浜通りには福島第一原発があり周囲は酷く汚染されています。中通りも汚染されており特に伊達や福島といった北部の汚染がひどいと思います。一方、会津はそれ程汚染は酷くありません。図―5に示す通り桃の生産は中通り北部の伊達地区や福島市で盛んです。したがってこの辺りの桃を重点的に検査するのが当たり前だと思います。そこで福島市、伊達地区(伊達市、桑折町、国見町)の検査を重点的に実施しするのが普通だと思います。以下に、各年8月3日までに実施された桃の検査数を示します。
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 ※(1)を(=^・^=)が集計
 図―9 地域別の桃の検査数(各年8月3日まで)

 会津は検査数が増えていますが、生産量の大部分を占め(図ー5参照)放射性物質汚染の酷い伊達地区や福島市では減っています。2011年7月に福島県伊達の桃から現在の基準値(5)を超える1キログラム当たり161ベクレルの放射性セシウムが見つかりました。この時は伊達地区で56件の検査がなされています。今年は基準超えた放射性セシウムに汚染された桃は見つかっていませんが、検査数は半分以下の25件です。桃の放射性セシウム濃度が下がったのか、検査数がへった為か(=^・^=)にはよくわかりません。福島県の桃の検査結果をみていると問題の起こりそうもない会津の検査数を増やし、検出限界以下のデータをならべる為にだけに実施しているようにも(=^・^=)には見えます。

3.福島県の魚は茨城県より放射性セシウム濃度が低い?
 その地域での検査が正しく行われているか確認する方法の一つは、他地域の検査と比較して整合性があるか否かを確認することだと(=^・^=)は思います。そこで福島県いわき市沖と茨城県北茨城市沖のコモンカスベ(エイ目ガンギエイ科ガンギエイ属の魚)(11)について過去3ヶ月の放射性セシウム検査結果について比較してみました。
 福島県いわき市沖
  検査数 25
  最大  1kg当たり200ベクレル
  平均  1kg当たり 89.4ベクレル
  検査機関 福島県農業総合センター

 茨城県北茨城市沖
  検査数 5
  最大  1kg当たり520ベクレル
  平均  1kg当たり152ベクレル
  検査機関(公財)海洋生物環境研究所および茨城県環境放射線監視センター

です。なぜか茨城県北茨城沖の方が高く出ています。北茨城市沖の検査を実施した(公財)海洋生物環境研究所の評議員には日本原子力産業協会理事長などの名前があるので(12)、原子力村の御用機関のような気がしますので、低い値が出ればいいとは思うかもしれませんが、高い値を出したいとの動機はないと思います。また、すくなくとも福島原発事故以前の2010年より、海洋生物の放射物質の影響について国から受託している(13)のでそれなりのノーハウもあると思ので、ある程度の信頼はおけると思います。
一方、いわき市沖の検査を実施した福島農業総合センターの測定に対しては(=^・^=)は疑念を持っています。
 ①周囲の放射線量が高く、放射性物質検査を実施するにはきわめて劣悪な環境下にある(12)が改善している様子がない。
 ②福島県が公開しているビデオを見る限り、検査員はど素人に見える(14)。
 ③所管が福島県農林水産部であり(15)、当然ながら生産者よりの検査になるリスクがある。
 ④福島県の行政機関であり、外部からの監査が入る余地が少ない?

<余談>
 不適切なサンプリング、信頼のおけない検査機関、食品中の放射性セシウムの検査を見ていると(=^・^=)は危険を感じ不安になります。(=^・^=)はフクシマに対し
 行かない、買わない、食べない
の3つの「ない」を決めています。これは風評被害でなく、正当な自己防衛だと(=^・^=)は思います。
 

―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(2)福島県ホームページ - 組織別 - 公表日ごとのモニタリング検査結果
(3)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月4週)―福島市の桃の検査はたった3件―
(4)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)佐藤知事、「ミスピーチ」らと首相官邸訪問 福島のモモをPR(13/07/31) - YouTube
(7)【楽天市場】【がんばろう!福島】【桃送料無料】あかつき5kg(15~16玉)福島桃 産地直送【商品番号C】:伊達の蜜桃webshop
(8)JA新ふくしま
(9)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月3週)-栃木,ユズ
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島県4分割決定!(エプリールフール)
(11)コモンカスベ 市場魚貝類図鑑
(12)(公財)海洋生物環境研究所 評議員・役員名簿
(13)海洋環境放射能総合評価委託費【PDF:145KB】 - 原子力規制委員会
(14)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(6月2週)―6万4千ベクレルの中で実施する福島県のセシウム検査は大丈夫?東京電力はミスったけど!―
(15)めげ猫「タマ」の日記 セシウム検査を940件実施した(株)エコプロ・リサーチが指名停止―検査は大丈夫?
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  1. 2013/08/03(土) 20:44:00|
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