福島第一原発の2号機タービン建屋海側の敷地に地下水汲み上げ用の穴(集水升:しゅうすいます)を掘り、地下水の汲み上げがタービン建屋に送る作業が8月9日に開始しました。当初の予定は最大で1日100トン(1)でした、実際は1日24トンでした(2)。汚水は一日、300トンの汚水が海に漏れていますので「焼けしに水」って感じです。
福島第一原発の海側地下水の地下水から高い濃度の放射性物質が見つかったので、東京電力はあわてて海側に「遮水壁」を作ったら、地下水位が上昇しだし、水位が壁の高さを超えてしまいました(3)。

※(3)を引用
図―1 福島第一原発の地下水の流れ―(=^・^=)の想像図
対策として汚水汲み上げ用の井戸を作成し、2号機のタービン建屋に繋がっていると思われる立て坑に送る作業が8月9日始まりまた(1)。

※(1)とGoogle Mapで作成
図―2 福島第一原発の地下水汲み上げ経路
当初の予定では1日最大100トンでしたが、実際は1日24トンでした。1日300トンの汚水が漏れているので(4)、ほとんど焼けしに水って感じです。
<余談>
今日(8月12日)に原子力規制委員会で福島第一原発の汚水対策の検討会が開かれました(5)。(=^・^=)も議論を聞いていたのですが、対策が難しいとの印象しかありませんでした。会議中に委員の方から、福島第一原発の汚水漏れを「マーライオン」(「嘔吐する」といった意味合いで、「マーライオンする」などの婉曲表現が使われることがある)(6)に例えていました。でもシンガポールの象徴的存在です(6)ので、同国の人が聴いたら相当に不快になると思ったら、この発言を訂正し謝ってました。

※(7)より引用
図―3 福島第一原発のように海に向かって永遠に「放水」するマーライオン
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
第一原発で汚染水くみ上げ開始 | 県内ニュース | 福島民報(2)
(汚染水対策検討WG第2回資料)海側地下水及び海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策(PDF 5.47MB)PDF (3)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の海側地下水は原子炉建屋と繋がっている?(4)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月2週)-カサゴがセシウム汚染食品の仲間入り―(5)
第2回 汚染水対策検討ワーキンググループ (平成25年8月12日) - YouTube(6)
マーライオン - Wikipedia(7)
マーライオン公園 - Wikipedia
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- 2013/08/12(月) 21:14:12|
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