昨日のプログ
セシウム汚染牛肉の出荷が始まる。で、福島の放射性セシウム濃度の検査が低くでることを書きました。どれくらいか、見積もってみました。一桁、低く出ています。実際の値は福島県の測定値の17倍とすると、福島県の測定で、30Bq/Kgの放射性セシウムががあれば、基準値の500Bq/Kgになっています。福島県が測定した食品は30Bq/Kg以上の値が出たら、食べてはいけないことになります。
食品の放射性セシウム濃度は、福島県以外でも測定されています。放射性物質の汚染の度合いで補正すれば、おおよその福島県での値が推定できると思います。これと、福島県での測定値を比較すれば、どれだけ違っているかを見積もることがでます。まずは、福島県産と福島県産以外の食品の放射性セシウム濃度を比較してみました。
表 品目別の放射性セシウム濃度の比較

☆放射性セシウム濃度の単位は(Bq/Kg)です。
☆検査数は、7月、8月に行われた検査の数です。
☆放射線量は各県のホームページでから8月1日付の値を拾いました。単位はμSv/hです。
☆放射性セシウム濃度は
食品中の放射性物質の検査結果(厚生労働省報道発表資料)の値を「猫」なりみ集計しました。
たとえば、福島産の小麦は、70回測定されていいて、平均は43.6Bq/Kgでした。千葉産の小麦は、10回測定されていて平均56,8Bq/Kgでした。信じられない事に、千葉県の方が高くなっています。でも、福島の方が放射線レベルが高いので、もっと高くなってもいいと思います。
ところで、上の表で
①福島産以外での放射性セシュウム濃度の平均は、15.7Bq/Kgでした、
②集計した場所の放射線量の平均値は0,06μSv/hでした、
③福島市の放射線量は1.13μSv/hでした。すなわち18、8倍(1,13÷9,06)
④放射線量が18,8倍ですので、福島では18.8×15.7=295Ba/Kgになるはずです。
⑤ところが福島産品の放射性セシウム濃度の兵器は17Bq/Kgです、約17分の1です。
福島産品は他の産地の結果から計算される17分の1の値しか放射性セシウム汚染が検出されていません。言い換えるなら、福島県の検査結果は17倍しないと、他と比較できないことになります。
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- 2011/08/20(土) 21:28:02|
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