めげ
被曝 - Wikipediaによると、100mSvより高い放射線量では健康被害が科学的に証明されている。これを下回る放射線量を被爆した場合の健康被害の有無については肯定・否定の両論があり科学的に決着がついていないそうです。だとしたら、福島原子力発電所の事故で被曝していいのも合計で100mSv以下にするのがいいかなと「猫」は思っています。
ところで食品の放射性セシウムの暫定基準値は500Bq/Kgです(1Kgから一秒間に500個の放射線が飛び出す)。
[PDF] 緊急時における食品の放射能測定マニュアルには基準値(500Bq/Kg)を1年間食べたら、どれだけ被ばくするか計算するのに必要な数値が載っているので、「猫」なりに計算してみました。結果は20mSv/年です(詳しくは☆を見てください)。
被ばくは食品以外にも、外部被ばくがあります。これも20mSv/年です。基準ぎりぎりの生活をすると、40mSv/年になります。ここまま3年たてば120mSvの被ばくしてしまいます。今回は、突然の事故で一時的に、緩めの基準を設けるのは仕方ないことかもしれません。でも、あくまで緊急なことで、トータルで100mSvに抑えればいいとの考え方もあると思います。でも、ほっといたら直ぐに(3年以内)には100mSvを超えてしまします。時間がたっても食品の放射性物質汚染は改善されないとはないと思います。果樹などの寿命の長い植物では、毎年のように土の中にある放射性セシウムを吸って、しばらくは毎年のように放射性セシウム濃度が上がっていくような気がします。
めげ猫「タマ」の日記 福島の放射性セシウム濃度は一桁低くでる。で書きましたが、千葉県産の小麦から平均50Bq/Kgの放射性セシウムが見つかっています。福島の小麦などの穀類はこれとは一桁違うと思います。田んぼの土にたまった放射性セシウムが直ぐになくなるとは、思えません。食品の放射性物質汚染はしばらく続くと思います。そしたら、合計で100mSvを超えないように毎年基準値を変えていき必要があると思います。
「猫」なりに考えてみました。しばらくは、毎年半分にするにがいいと思います。今の基準値ならばこれで、トータル100mSvは超えないはずです。
ところで、これから収穫されるお米ですが、来年の秋まで食べることになります。今の基準は収穫時期で決まっていて、消費時期ではありません。だとしたら、お米などの穀類の基準が500Bq/Kgでは、「猫」は安心できません。
☆ 成人が500Bq/Kgの食品を食べ続けた場合の被ばく量の計算
①セシウムのBq⇒mSv換算値
セシウム134 1.9×10
-5 セシウム137 1.3×10
-4 平均 7,45×10
-5②成人が一日に食べる食品量 1.4Kg
③被ばく量
7,45×10
-5×1.4×500(基準値)=19≒20mSv
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- 2011/08/22(月) 21:58:56|
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