福島市のホームページ(1)で、7月末の人口変動の実績が出ていました。今月も先月同様に、原発事故前に比べて死者数が増えていました。原発事故のあった3月がらづっと連続です。
7月の死者数は、233人で、原発事故前の去年7月の死者数を24人(去年の死者数は209人)上回っています。これは、7月だけでなく、放射性物質漏えい事故があったことし3月以降の6月までの同じく増えています(2)。すなわち、5ヶ月連続しています。そして、これまでの累積では、
汚染前(去年)の3月から7月 1146人死亡
汚染後(今年)の3月から7月 1235人死亡
で、約8%の増加があります。なお、震災での福島市の犠牲者は3人です(3)ので、震災以外で、86人の死者が増えています。
福島市の人口は約29万人(1)。ですので、人口10万人当たり30人が、新たな原因で死亡したことになります。
広島原爆にあった人は原爆手帳が貰えたそうです。この手帳でいろいろ支援があるみたいです(4)。基準は2mSv以上の被ばく見たいです(5)。福島市の積算線量は7月末で7mSv(6)です。あくまでも屋外の積算線量なので、外部被ばく量はこれより小さいとは思いますが、原爆手帳の発行基準は超えていると思います。
余談ですが、放射線でDNAの損傷(破壊)しますが、放射線以外にもDNAの損傷は起こります(7)。放射線で起こったDNA損傷とそれ以外で起こったDNA損傷が別々に影響するとは「猫」には思えません。加算されると思ってます(あくまでも「猫」の想像です)。そしたらmSv単位の被ばくでも、影響が出る人がいると思います。
参考にしたサイトや引用した過去のプログ
(1)
福島市の人口(2)
福島市や郡山市では181人が放射線汚染で死んだ(3)
地震災害情報(4)
被爆者健康手帳 - Wikipedia(5)
被曝 - Wikipedia(6)
福島市での積算放射線量が今日(7/27)に7mSv(ミリシーベルト)を超えた(7)
DNA修復 - Wikipedia
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- 2011/08/31(水) 21:44:27|
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