11月12日福島県の県民健康管理調査検討委員会が開かれました(1)。26人のお子さんから癌が見つかりました。前回(8月30日)の発表の18人(2)から、8人増です。
チェルノブイリ原発事故後に子供の間に甲状腺癌は増えました。このことを心配でしょうか、福島県は県民健康調査の一つとして、原発事故当時18歳以下であった福島県在住の方を対象に甲状腺検査を実施しています(2)。
その結果、2012年末ぐらいから甲状腺癌が見つかっていいます。
検査の対象者のこれまでの合計は225,537人(1)なので、約9千人に1人の割合です。子供の甲状腺癌の発症率は年間で100万人に1人程度です(3)ので異常な高率です。会見の中継(4)を見たのですが、これまでに類のない精密な検査であることを前提に、比較するものがないとの理由で福島原発事故との関連はみとめませんでした。だだし否定もしませんでした。
<余談>
チェルノブイリでは放射性ヨウ素が甲状腺癌を引き起こしたみたいです(5)。放射性ヨウ素は半減期が短い(6)のでフクシマにはありません。(=^・^=)が福島のお医者さんなら原因は追究しません。原因が消えた放射性ヨウ素だとしたら、原因が分かっても目の前の「異常」な数字はなくなりません。原因を調べる暇があったら、一人でも多くの方を診察し、治療をし1人でも多くに方を助けたいと思います。
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
福島県ホームページ - 組織別 - 県民健康管理調査検討委員会(2)
めげ猫「タマ」の日記 福島県の甲状腺癌は18人に―原発事故との関連は否定、本当?(3)
ガンの自然発生(4)
福島県検査で甲状腺がん58人~最年少は8歳 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー(5)
チェルノブイリ・ネックレス - Wikipedia(6)
ヨウ素131 - Wikipedia
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- 2013/11/12(火) 21:39:26|
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