めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

柏崎刈羽原発の津波高さ―富山県は20m、でも東電は2.9m―

  11月28日の原子力規制委の原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合で、柏崎刈羽原発の安全審査の論点が示されました。その一つに、「地方自治体による日本海東縁部断層による津波評価の結果について検討し、安全側の観点から基準津波への反映について評価すること。」とゆうにがありました(1)。そこで富山県の津波想定(2)を調べたら、
 ・東電が想定していない断層想定しており
 ・柏崎刈羽原発付近の津波高さは最大で20m
となっていました。
brg131201a.gif   brg131201b.gif
 (a)富山県の津波高さの見積もり           (b)東電と富山県の津波を起こす断層の評価
 ※1(a)図は(2)とGoogle Mapで作成
 ※2 (b)図は(2)(3)で作成
 図―1 富山県の津波想定と波源(津波を起こす断層)

 津波の高さには色々な定義があるみたいです。
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 ※ 気象庁の図(4)をリサイズ
 図―2 津波の高さを表す指標

その中で一番高いのが「遡上高(そじょうこう)」で予想される津波の高さ」と同程度から、高い場合には4倍程度までになることが知られているそうです(4)。東電が想定している柏崎刈羽原発の津波高さは最大で2.9mです(3)。4倍しても11.6mなので、防潮堤の高さ15m(3)に対して少しの余裕がありまので、丁度よい高さになっています。でも大丈夫ですかね。

<余談>
 (=^・^=)は福島第一原発事故の最大の謎は、東電が「大津波を想定できなかった」、のか「想定したがお金をケチって何もしなかった」だと思っています(5)。柏崎刈羽の東電が出した安全審査の書類を見ていると、完成した設備に対して、災害想定を合わせているような気がします。東電は福島原発事故の損害賠償裁判で「津波の試算データを開示する必要性はない」と、請求のあった福島第一原発の津波高さの試算データの開示を拒否したそうです(6)。(=^・^=)は、福島原発事故は東電は災害を想定したのに確率が低いとして何もしなかった可能性が高い気になりました。そして同じ事を柏崎刈羽でもやっていると・・
「事故の責任を全うし、世界最高水準の安全確保と競争の下での安定供給をやり抜く」(7)
と東電に言われても、(=^・^=)にはとても信用できません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)第52回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合|政策課題|原子力規制委員会中の「資料2東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6・7号機の申請内容に係る主要な論点【PDF:104KB】別ウインドウで開きます」
(2)津波シミュレーション調査の調査結果の概要|富山県
(3)第50回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合|政策課題|原子力規制委員会中の「資料2-1柏崎刈羽原子力発電所 原子炉設置変更許可申請の概要について(6号及び7号原子炉施設の変更)【PDF:2.7MB】別ウインドウで開きます」
(4)気象庁 | 津波について
(5)めげ猫「タマ」の日記 東京電力はお金をケチって福島原発事故を起こした?―吉田所長死亡で迷宮入り―
(6)東電「データ開示必要性ない」 訴訟で被災者に回答拒否(福島民友ニュース)
(7)再生への経営方針・改革集中実施アクション・プラン|東京電力
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  1. 2013/12/01(日) 20:55:28|
  2. -
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