食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました。お買いものの参考になればいいかなと思います。先月に続き先週に続きしっかり基準値超えが見つかっています(3)。
①検査数8,286件中99件の基準値超え(全体の1.2%)
②平均は、1キログラム当たり12ベクレル、最大6,000ベクレル(福島県産イノシシ)。
③基準超の食品が岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉
で見つかっています。

※1 牛肉を除く
※2 単位については(4)を参照
※3 野生動物はイノシシ、クマ
※4 海の魚はシロメバル、ウスメバル、ババガレイ、ムシガレイ、アイナメ
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2013年12月)
色分けは以下の通りです。
赤マーケットから基準値超えの食品が見つかった県
橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄基準値超えの食品が見つかった県
1.福島の検査場に除染ゴミ
厚生労働省の発表(1)をみると福島県の1次産品(野生動物を除く)は「福島県農業総合センター」で検査されています。その傍に郡山市の仮置き場ができるそうです(6)。以下に郡山市の土壌中の放射性セシウム濃度の分布を示しますが、1キログラム当たり数千ベクレルはありそうです。

※(7)を引用
図―2 福島県郡山市の農地の放射性セシウム濃度分布
こんなものが傍にあって、1キログラム当たり100ベクレルの基準値(5)に対応する検査ができるんですかね?これまでも福島県の実施する食品検査は福島県外の福島県産品の検査結果に比べ小さくでる傾向があります(8)。

※(8)を引用
図―3 福島県産品の福島県と福島県外での測定結果(平均値)の比較
2.福島市の切り干し大根は検査せず
切干大根は秋の終わりから冬にかけて収穫したダイコンを細切りにし、広げて天日干して作るそうです(9)。
秋の終わりから冬にかけて収穫したダイコンを細切りにし、広げて天日干しする。いまが最盛期でしょうか?2012年2月に福島市産の切り干し大根から、基準値の30倍の1キログラム当たり
3000ベクレル
の高濃度の放射性セシウムが見つかりました(1)。その後の検査が気になったので調べたら、3000ベクレルが見つかった後の検査結果の発表がありません。検査していなんだと(=^・^=)は思います。以下に福島市産切り干し大根の放射性セシウム濃度の推移を示します。

出荷制限もありません。
福島県は高濃度の放射性セシウムが見つかってから、2年近くも検査を止めて放置した事になります。出荷制限もありません。必要な検査をしないって、感じです。
3.沼沢湖のヒメマスのセシウム濃度が再上昇
沼沢湖は、福島第一原発の西130km程の所の、福島県大沼郡金山町にあるカルデラ湖です(10)。

拡大⇒

※(11)にいて作成
図―5 沼沢湖の位置
沼沢湖のヒメマスから、福島原発事故の後に基準値を超える放射性セシウムが見つかりました。その後、いったんは基準値を下回ったのですが再び上昇し基準値を超えてしまいました。以下に沼沢湖のヒメマスの放射性セシウム濃度の推移を示します。

図―6 沼沢湖産ヒメマスの放射性セシウム濃度推移
一度は下がったけど、再び上昇って感じです。
<余談>
・検査が当てにならないフクシマ産品
・必要な検査がされないフクシマ産品
・下がってもまたがあることもあるフクシマ産品の放射性セシウム濃度
食品中の放射性セシウム検査を見ていると(=^・^=)は危険を感じ不安になります。(=^・^=)はフクシマに
「行かない」「買わない」「食べない」
の3原則を決めています。これは風評被害でなく正当な自己防衛です。
―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)
報道発表資料 |厚生労働省(2)
福島県ホームページ - 組織別 - 公表日ごとのモニタリング検査結果(3)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2013年11月)―スクリーニングレベルを超えても知らんぷり?ー(4)
めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト(5)
食品中の放射性物質への対応|厚生労働省(6)
郡山市初の仮置き場設置へ 農業センター南側県有地 | 県内ニュース | 福島民報(7)
農地土壌の放射性物質濃度分布図(郡山市)(8)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月)-デタラメな放射性セシウム検査は「福島産=汚物」にする(9)
切り干し大根 - Wikipedia(10)
沼沢湖 - Wikipedia(11)
部科学省による福島県西部の航空機モニタリングの測定結果について(平成23年9月12日) | 原子力規制委員会<2013/12/30 追記>
以下に福島県が公表している検査ビデオからキャプチャーした画像を掲載します。

※(A1)よりキャプチャ
図-A1 福島県の放射性セシウム検査の1場面
この映像を見る限り、福島県の放射性セシウム検査は毎時0.5マイクロシーベルトの環境下で実施されています。1マイクロシーベルトは1キログラム当たり8000ベクレルに相当するので(A2)、福島県の検査は1キログラム当たり4000ベクレルの環境下で実施されていることになります。基準値は1キログラム当たり100ベクレル(5)なのに・・・
取扱い説明書(A3)によると、USEモードでは「線量率」を指示するそうですし、ベータ線を測る時はアルミキャップをは外す必要があるそうです。検査映像をおかっけていくと、FUNCTION設定やアルミキャップの有無が出てきます。
Function設定は「USE]モードに設定されています。アルミキャップはついています。だから、この測定モードはベータ線でなくγ線由来の放射線量を計測しています。

(a)設定 (b)アルミキャップの有無
※(A1)よりキャプチャ
図-A2 「USE」モードに設定されているサーベイメータ
「測定室の手前の前処理室でビニール袋に入ったモモの果肉の表面汚染チェックをしているところではありませんか。ゲルマニウム半導体検出器がおかれている測定室で空間線量測定をしている場面は動画にはありませんよ。」とのコメントがあったので、測定器のある部屋の外観を以下にしますが、普通の事務所て感じで、建物自体に特に放射線対策をとってる様子はないですね!

※(a1)をキャプチャー
図ーa3 測定場所の外観
(A1)
県産食品の安全・安心を確保する取組み | ふくしま新発売。(A2)
めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週) -基準超えの茨城産シイタケがマーケットに流出(A3)
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/pocketbook/p015.html
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- 2013/12/28(土) 21:01:45|
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福島県総合農業センターの検査室内部の写真をご覧下さい。
https://twitter.com/hideoharada/status/159616570048528385/photo/1
コンクリートの室内に見えているのはサンプルチェンバーの鉛遮蔽壁厚さ10 cmのゲルマニウム半導体検出器10台。自家消費食品の持ち込み検査に使われているNaI検出器入りの簡易測定装置の倍の厚さです。1台の重さはサンプルチェンバーの下の検出器を冷却する液体窒素タンクも込みで2 t近くあります。検査担当者が部屋に入る前にはガイガーカウンターで衣服の表面汚染のチェックを受け、室内のバックグラウンド線量も当然監視されています。
問題の仮置き場の場所が農業センターの検査室から何メートルぐらいは離れているかは存じませんが、たとえ除染で削り取られた土壌が地上保管になったとしても検査室内のバックグラウンドを測定して必要とあらば屋外に面した窓がある側の壁に遮蔽を追加するまでのこと。
福島県産の切り干し大根は平成24年度中に17件の測定結果が厚生労働省に報告されています。
こちらのサイト
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/food/
で都道府県=福島県、品目=切り干し大根、Cs134+137=0と入力して「検索」ボタンを押すと、検出限界割れも含めたすべての測定値を見ることができます。
また平成24年2月12日に福島市の直売所で3000 Bq/kgの切り干し大根が見つかった
(平成24年2月13日付日報第322報添付書類)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000022jxw-att/2r98520000022k3i.pdf
http://hukusimagenpatujikosyokuhinnosenn.blogspot.jp/2012/02/2012212.html
あとも、こちら
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/yasaikensa/
で平成23年度中のデータを検索すると(都道府県=福島県、品目=大根、Cs134+137=0と入力し「検索」ボタンを押す)、「切り干し大根」「凍み大根」あるいは「干し大根」という品目名で干した大根が結構検査されていることがわかりますよ。
- 2013/12/30(月) 06:16:19 |
- URL |
- nao #-
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元の動画
http://www.new-fukushima.jp/monitoring_inspection を見直すと、引用のサーベイメーターのスクリーンショットは測定室の空間線量率を測定しているのではなく、測定室の手前の前処理室でビニール袋に入ったモモの果肉の表面汚染チェックをしているところではありませんか。ゲルマニウム半導体検出器がおかれている測定室で空間線量測定をしている場面は動画にはありませんよ。この動画を見る限り測定室の空間線量はわかりません。
しかも使用機種は日立アロカのβ(γ)サーベイメーターの文字が読み取れ、目盛も計数率(cps)とμSv/hの二本立て。表面汚染の検査の際は計数率(cps)モードで読み取りますから、実際に使われているのは上の目盛。従って写真の針の位置なら1.5-1.6 カウント/秒と読めます。1分あたりなら60倍して90-95 カウント/分。モモはカリウムを果肉100 gあたり180 mg含み(食品としては決して少ない量ではありません)
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/kalium.html
天然放射性元素のK40はβ線とγ線を両方出しますから、たとえビニール袋の上からでもβ(γ)サーベイメーターを向けたら、ビニール袋を透過するγ線にある程度は反応するのは当然です。
- 2013/12/30(月) 12:10:58 |
- URL |
- nao #-
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nao様
詳細なコメントありがとうございます。以下、回答します。
Q1> 福島県総合農業センターの検査室内部の写真をご覧下さい。
A1>福島県が公開している検査映像を見てください。本文(追記分)の(A1)にリンクを張りました。だいぶ前の記事(
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-483.html)に書いたのですが、詳細に見るとデタラメとしか言いようがありません。
Q2> コンクリートの室内に見えているのはサンプルチェンバーの鉛遮蔽壁厚さ10 cmのゲルマニウム半導体検出器10台。
A2>コンタミネーションの問題が残ります。放射線量が高く、試料搬入時に内部が汚染されても汚染箇所を見つけ出すのは不可能だと思います。結局はバックグラウンドで補正するしかありませんが、そのうち汚染が移動して実際のバックグラウンドが小さくなっても高いままバックグラウンドを使い、実際より低い計測値が出てしまうと思います。
Q3>検査担当者が部屋に入る前にはガイガーカウンターで衣服の表面汚染のチェックを受け、室内のバックグラウンド線量も当然監視されています。
A3>福島県のビデオ(A1)を見る限り、室内で0.5μSv/h程度で、4000Bq/kgに相当しますので、100Bq/kg程度の汚染物がついても見つけ出すのは無理です。
Q4> 検査室内のバックグラウンドを測定して必要とあらば屋外に面した窓がある側の壁に遮蔽を追加するまでのこと。
A4>ありません。従前には0.5μSv/hの環境で平気で測定していました。放射線量が上がってもそのままでしょう。
Q5> 福島県産の切り干し大根は平成24年度中に17件の測定結果が厚生労働省に報告されています。
A5>① 図―5を見て下さい。福島県が均一に放射性物質が汚染しているわけではありません。避難区域を除くと、伊達市や福島市は、放射性物質汚染リスクが高い所だと思います。逆に西会津町、南会津町などはリスクが引いと思います。「切り干し大根」「凍み大根」あるいは「干し大根」という品目名の2012年度以降(12年4月から13年12月)のデータ検査結果を纏めると
ハイリスクな所
伊達市 - 検査数2
福島市 - 検査なし
なんて結果になりました。
リスクの少ない所
西会津町ー 検査数25
南会津町- 検査数 7
です。検査数はハイリスクな所より多くなっています。いくら検査数がおおくてもハイリスクなところの検査がなければ意味がないと思いす。まして西会津町や南会津町は、伊達市や福島市に比べかなり小さな町です。リスクの大きい大きな街の検査を殆んどぜす、リスクの小さい小さな町の検査をいっぱいしている感じです。これでは、検査件数が多くても、福島産品は検査されていて「安全」と言えません。
②切干大根と凍み大根は基本的に別物です。
切干大根 - 大根を細かく切って乾燥させたもの
凍み大根 - 大根をそのまま乾燥させたもの(皮をむくかもしれませんが)
重量当たりの表面積は切干大根の方が多く、それだけ汚染リスクが高いはずです。だから凍み大根の検査結果を切干大根に当てはめることはできません。
- 2013/12/30(月) 12:58:36 |
- URL |
- mekenekotama #-
- [ 編集 ]
福島県の検査動画で使用されているβ(γ)サーベイメーターの機種名はTGS-121、仕様書
http://www.tech-jam.com/instrument/radiation-meter/tgs-121.phtml
によれば検出器の先端に付属品のアルミキャップをとりつけるかはずすかでβ線(+γ線)と単独のγ線を測り分けることができる機種です。
検査動画を放射線計測に詳しい方に見ていただいたところ、表面汚染測定ならキャップをはずし、上の段の計数率モード(cps)目盛を読んでβ線を検知しているはずだとのことです。
元記事の貼り込み画像には装置の右半分のレンジ切り替えスイッチが写っていないので、目盛の右端が10 カウント/秒、100 カウント/秒、1000カウント/秒のいずれに対応するかはわかりませんが、動画をきちんと見ればこれは装置の置いてある測定室ではなくその手前の前処理室で、試料の表面汚染をチェックしているところであって、測定室の空間線量率を測定しているのではないことは誰が見ても明らかです。字幕でもナレーションでもちゃんと説明されています。そもそも空間線量率の測定なら、この動画のように検出器の先端を特定のものの表面ぎりぎりまで近づけて測ることはありません。
TGS-121のマニュアル
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/pocketbook/p014.html
(p.14-17)を見て、測定装置の性能と使い道をきちんと理解されることをお勧めします。
- 2013/12/30(月) 13:39:47 |
- URL |
- nao #-
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0.5μSv/hというのは確かに測定装置の置いてある測定室の中の空間線量率ですか?どんな装置で測定したものですか?測定しているところの写真または動画はありますか?試料調製室や前処理室は測定室とはいいませんよ。
- 2013/12/30(月) 13:44:03 |
- URL |
- nao #-
- [ 編集 ]
nao様
詳細なコメントありがとうございます。コメントが複数に分かれていましたが、まとめて回答します。
Q1>元の動画(A1)を見直すと、引用のサーベイメーターのスクリーンショットは測定室の空間線量率を測定しているのではなく、測定室の手前の前処理室でビニール袋に入ったモモの果肉の表面汚染チェックをしているところではありませんか。
A1>当該のモモの放射セシウム濃度は最大でも1キログラム当たり50ベクレル程度です(A2)。8000ベクレルで毎時1マイクロシーベルトとすると、毎時0.006マイクロシーベルトで、測定にひっかるような値ではありません。
Q2>ゲルマニウム半導体検出器がおかれている測定室で空間線量測定をしている場面は動画にはありませんよ。この動画を見る限り測定室の空間線量はわかりません。
A2>ゲルマニウム半導体検出器がおかれている測定室の画像も映ってますが(図ーA3)普通の事務所ですね。セシウム由来のγ線は空気中で100mほど飛ぶみたいです(
http://w3.kcua.ac.jp/~fujiwara/nuclear/air_dose.html)。特に放射線対策(たとえば窓を無くすとか)とってないので、周り比べ特に低いとことはないでしょうね!
Q3>使用機種は日立アロカのβ(γ)サーベイメーターの文字が読み取れ、目盛も計数率(cps)とμSv/hの二本立て。表面汚染の検査の際は計数率(cps)モードで読み取りますから、実際に使われているのは上の目盛。
A3>当該のビデオには設定も移ってます(図ーA2)。「USE」モードで測定しいますので、取扱い説明書(A3)にあるとおり「放射線量」です。
Q4>天然放射性元素のK40はβ線とγ線を両方出しますから、たとえビニール袋の上からでもβ(γ)サーベイメーターを向けたら、ビニール袋を透過するγ線にある程度は反応するのは当然です。
A4>キャップをつけているので(図ーA2および(A3))、ベータ線は測れません。ももが100gとすると0.18gカリウムを含みますが、カリウム40による放射線(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0)ので、だいたい56Bq/kg(0.18×(1000÷1000)×31)にいかなりません。ただしγ線は約10%(残りはβ線、リファレンスは前と同じ)なので、γ線でみれば6Bq/kgで放射線量に影響を与える値ではありません。
Q5>福島県の検査動画で使用されているβ(γ)サーベイメーターはアルミキャップをとりつけるかはずすかでβ線(+γ線)と単独のγ線を測り分けることができる機種です。
A5>アルミキャップは付いています(図ーA2)
Q6>使用機種は日立アロカのβ(γ)サーベイメーターの文字が読み取れ、目盛も計数率(cps)とμSv/hの二本立て。表面汚染の検査の際は計数率(cps)モードで読み取りますから、実際に使われているのは上の目盛。従って写真の針の位置なら1.5-1.6 カウント/秒と読めます
A6>何度も書きますが「USE」モードです。線量率測定です。
Q7>字幕でもナレーションでもちゃんと説明されています。そもそも空間線量率の測定なら、この動画のように検出器の先端を特定のものの表面ぎりぎりまで近づけて測ることはありません。
A7>測定の目的は、放射性物質が付着してないか確認しているものですが、すでに記載した通りモモからの放射線はごくわずかで、空間放射線を拾っています。しかたない事です。まわりが放射性物質だらけですから
Q8>TGS-121のマニュアル (p.14-17)を見て、測定装置の性能と使い道をきちんと理解されることをお勧めします
A8>この質問は(=^・^=)からnao様にさせて頂きます。
Q9> 測定装置の置いてある測定室の中の空間線量率ですか?どんな装置で測定したものですか?測定しているところの写真または動画はありますか?試料調製室や前処理室は測定室とはいいませんよ。
A9>「試料調製室や前処理室は測定室」と二つの部屋があるように記載していますが、検査映像では読み取れません。一つの部屋でやってる可能性もあります。それ以前につくりが変わらないので、それほど大きな違いはありません。それ以前に空間放射線量の高い場所で「試料調製 」する方が問題です。放射線量が高いので、放射性物質が散らかっていても気づきません。これが前処理した試料に付着して測定器に持ち込まれたら正しい測定ができなくなります。急に放射線量が上がればバックグラウンドの再測定など調整(校正)を行えばいいわけですが、徐々に測定値がさがるのは気付き難いと思います。
- 2013/12/30(月) 16:58:31 |
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- mekenekotama #-
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