放射性セシウムに汚染で停止された牛肉の出荷が先月末くらいから再開しています。それにともない各県で、出荷時に放射性セシウムの検査をしています。出荷禁止になった宮城県や福島県のデータは確認できます(1)。また、他の県でも全頭検査を実施し、データを公開してるところがあります(1)。そこで、猫なりに集計したら、福島県産や栃木県産は静岡産の牛肉より放射性セシウムが低くでました。
①静岡県
26回検査して、基準値外は0、平均で34.3(Bq/kg)
②福島県
175回検査して、基準外は0、平均で8.2(Bq/kg)
③宮城県
36回検査して、基準外は0、平均で0(Bq/Kg) 全数、検出限界以下
です。この検査結果を信じることができるでしょうか?
福島県産と宮城県産の牛肉は、9月も流通品から、相変わらず高い濃度の放射性セシウムが見つかっています。
①福島県
12回検査して、基準外5、平均391.8(Bq/Kg)
②宮城県
35回検査して、基準外2、平均162.9 (Bq/kg)
でした。流通品は出荷が禁止される前に市場に出たものですが、出荷が停止していた1ヶ月くらいで、こんなに低くなるとは「猫」には思えません。
食品は安全が担保されてこそ、信頼が勝ち得ます。もし、出荷を再開した牛肉から暫定基準を超える放射性セシウムが見つかったら、牛肉以外の食品の検査も信用されなくなり、福島県や宮城県の農業は壊滅的な打撃を受けると思います。
余談ですが、気仙沼産のサンマまだ宮城県のホームページ(2011年9月9日17時閲覧)に出ていません。大丈夫でしょうか?
参考にさせていただいたサイト様
(1)
報道発表資料 2011年9月|厚生労働省
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- 2011/09/09(金) 21:26:15|
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