一週間程前、福島第一原子力発電所3号機の原子炉の温度(圧力容器下部温度)が100℃以下になったとのニュースが流れました(たとえば(1))。でも、今日、再び100℃を超えて101.3℃に上がってしまいました(2)。温度の変化の推移を下の図で示します。

★東京電力様のデータによる。
100℃以下になったときは、そこそこニュースになったのですが、100℃以上に再びなったことはほとんどニュースにならなかったと思います。お知らせの為にこの記事を書きました。
今回の温度上昇は、注水量が減ったためだと思います。また、給水量の減少は計画されたものみたいです(3)。
余談ですが、これまで給水系だけからの注水を、圧力抑制室(S/C)からも今後は注水するみたいです(3)。福島第一原子力発電所3号機の原子炉も底に穴が開いていると思われています。圧力抑制室は原子炉の底の方にあります(4)。穴の開いた原子炉を冷やすのに、穴に近い底から水を入れも、すぐ穴から水が漏れて、あまり効果はないような気が「猫」にはします。
―参考にさせて頂いたサイト様-
(1)
3号機圧力容器下部、安定的に100度下回る : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2)
東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況|東京電力(3)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110831_03-j.pdf(4)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/f12np-gaiyou_2.pdf
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- 2011/09/14(水) 21:36:52|
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