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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県・中間貯蔵施設を事実上受け入れ―未来は最終処分場?―

 除染で出た廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、福島県は、施設を双葉町と大熊町に集約するなどとした計画の見直し案を2月12日に国に申し入れました(1)。従前に設置先である大熊町、双葉町の了解をとっている(2)ので事実上の受け入れ表明だと思います。あとは地域振興策などの条件闘争だと思います。
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  ※(1)をキャプチャー
  図―1 中間貯蔵施設の計画見直しを求める福島県知事

 核問題で解決しなければならない問題に「最終処分場」があります(3)。日本には既に大量の放射性廃棄物(核のゴミ)がり、いつかは処分しなくてはなりません。そこで問題になるのは最終処分場です。(=^・^=)には日本で最も適しているのは、福島第一原発の直ぐ西側にある阿武隈高地だと思います。以下に理由を示します。
 ①火山がない。
 ②古い地層である。
 ③花こう岩質である。
 ④長期に安定した証拠がある。
 ⑤他に使い道がない。
 放射性廃棄物は数万年以上に渡り安全に保管される必要があります。そこで地下深く埋めて保管するそうです(4)。近くに火山があって噴火で核のゴミが地上に押し戻されてはいけません。だから火山の傍はダメです。以下に火山と断層の分布をしめします。
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 ※(5)より引用
 図―2 日本の火山と断層の分布

 この条件に当てはまるには、北海道東北部、東北太平洋沿岸、四国・紀伊半島南部です。
 長期間保存するので保存先は古い地層であることが望まれます。以下に日本の地層年代を示します。
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 ※(6)より引用
 図―3 日本の地層年代

 古い地層があるのは東北太平洋沿岸だけです。
 地層処分では
「岩塩層、泥岩層、花崗岩層などが候補地に選ばれ試験施設が建設された。(および建設中) 岩塩層はその可塑性(Plasticity)による亀裂自動修復効果が期待されているが同時にその可塑性による岩塩ドームの崩落など不安定性も憂慮されており、また耐水性に難がある。泥岩層は岩塩層同様に展延性(Ductility)による亀裂修復効果が期待されている。花崗岩層は岩塩層や泥岩層に比べその堅牢性、安定性が評価されている」
だそうです(4)。以下に花こう岩の分布を示します。
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 ※(7)より引用
 図―4 花こう岩の分布

 東北太平洋沿岸の中でも福島第一原発の西側(阿武隈高地)は花こう岩が豊富です。阿武隈高地からは約8500万年前の恐竜の化石が見つかっています(8)。
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  ※(8)より引用
 図―5 阿武隈高地で見つかった恐竜の化石

 これは8,500万年間、安定的に土の中で保管されたことを意味ます。また、あぶくま洞とゆう巨大な鍾乳洞があります(9)。なんと8,000万年という歳月をかけて創られた大自然の造形美だそうです。
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 ※(9)を引用
 図―6 あぶくま洞

 8,000万年の前の洞窟は残っているので、少なくとも8,000万年は「安定」だった場所です。
 もっとも決定い的なのが「他に使い道がない」ことです。
火山や断層がなく、地質も古く、花こう岩質で8,000万年もの間「安定」で、しかも他に使い道がない福島第一原発西側の山地(阿武隈高地)は核の最終処分場に最適です。

<余談>
 (=^・^=)だけでなく多くの関係者が核の最終処分場として阿武隈高地が最適だと思っているような気がします。だたいまは言い出せば大騒ぎになるので時間が経つのを待っているだけです。
 安倍出戻り政権は「最終処分場」の候補地を、政府主導で決めることにしたそうです(11)。もし(=^・^=)の街が選ばれたら、記事にした内容を元に「福島があるではないか」と猛反対します。たぶん、福島以外の全てで同じ事になると思います。それを警戒してのことでしょうか、福島県の地方紙の福島民報は2月12日の社説で
「政府は原発事故で発生した除染廃棄物の中間貯蔵施設の建設地と周辺を買い上げる方針だ。核のごみ最終処分の適地に示された阿武隈高原北部海岸地域と重ならないのか。国有化した土地に、最終処分場を造る思惑はないのか。中間貯蔵施設の用地を『目的外使用』しないよう国に確約させるべきだ。地層は、人口の少ない地域だけ安定しているはずがない。」
と述べています(12)。原子力は何処かを生贄(最終処分場)に差し出さないと成立しない技術なのかもしれません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島中央テレビ [FCTニュース]
(2)地層処分 その安全性|NUMO - 原子力発電環境整備機構
(3)放射性廃棄物と地層処分のHP>放射性廃棄物の概要:処分の方法
(4)地層処分 - Wikipedia
(5)パンフレット申し込み|NUMO - 原子力発電環境整備機構
(6)日本列島の地質と構造|地質を学ぶ、地球を知る|産総研地質調査総合センター / Geological Survey of Japan, AIST
(7)日本の花崗岩帯分布図と製鉄・砂鉄・たたらおよび阿武地名はエジプト語起源か - 民族学伝承ひろいあげ辞典 - Yahoo!ブログ
(8)フタバスズキリュウ - Wikipedia
(9)あぶくま洞トップページ - 福島県田村市ホームページ
(10)あぶくま洞 - Wikipedia
(11)小泉「原発ゼロ」ショックで動き出す安倍首相 - 中央公論.jp
(12)【核のごみ処分場】適地の論議に注目(2月12日) | 県内ニュース | 福島民報
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  1. 2014/02/12(水) 21:17:52|
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  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:1
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コメント

永久放棄地

MOX燃料の破片が見つかるような地に、人はもう住めません。しっかり謝罪をし、買い上げさせてもらい(ココが大事なとこで、謙虚じゃなきゃいけません)生活再建を手助けするしか方法はない。阿武隈山地に捨てると言っても、そんな日はまだまだず~っと先の話です。住民がそんな簡単に納得する訳が無い。これも金で解決、なんて思っていると何時か辺野古になります。必死にお願いする。懇願する。納得してもらう。これだけです。先決なのは自分達の過ちを認める所から始まります。
  1. 2014/02/13(木) 09:43:11 |
  2. URL |
  3. hotaka43 #mWyI0ZzU
  4. [ 編集 ]

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