めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

2年連続で拡大する福島のモモの価格差、ミスピーチ同窓会も効果無し

 福島の7.8月のモモの価格は山梨産と比べ
  2015年 △159円安
  2016年 △211円安
  2017年 △242円安
で2年連続で価格差が広がっています。今年は福島でミスピーチの同窓会が開かれ、元ミスピーチの3歳の御嬢さんも参加しました。この後で福島駅でモモのPRが行われたのですが(1)報われなかったようです。
 福島は果物王国を主張していますが(2)、福島全域で生産されている訳ではありません。概ね福島盆地と呼ばれる狭い範囲に集中しています(3)。
事故6年半を経て汚染されたままの福島盆地
 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で9月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 ※3 福島盆地の範囲は(7)による。
 ※4 相馬地方の範囲は(8)による。
 図-1 福島盆地と相馬地方

 図に示す様に福島盆地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(9)エリアが広がっています。事故から6年半が経過しましたが福島の果物は汚染された台地で作られています。
 以下に福島盆地を構成する福島市・伊達市・桑折町・国見町の各年8月から1年間の合計の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島盆地の市や町
 ※1(10)を集計
 ※2 震災犠牲者数は(11)により、死者・行方不明者の合計であり関連死を含まず
 図―2 福島盆地を構成する市町の葬式(死者数)

 図に示す通り事故後に葬式が増えています。葬式(死者)数は
  事故前年(2009年8月~10年7月)3,909人
  近々1年(2016年8月~17年7月)4,411人
で、13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約3,000万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(12)による。
有意差検定表

 以下に果物の主要産地ではない飯舘村を除く福島県相馬地方の葬式数をしめします。 
事故後も葬式が増えていない福島県相馬地方
 ※1(10)を集計
 ※2 震災犠牲者数は(11)により、死者・行方不明者の合計であり関連死を含まず
 図―3 飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者数)

 図に示す通り
  事故前年(2009年8月~10年7月)1,411人
  近々1年(2016年8月~17年7月)1,441人
で、少し増えていますが統計的な差があるとは言えません。飯舘村は避難指示が解除されたばかりであり(6)、帰還が進んでいない(13)で除外しました。
 福島の果物は汚染され葬式が増えた地で作られています。それでも福島県は福島産果物は「安全」だと主張し(14)、これを避ける行為を風評被害(15)と主張しています。
 今年は福島産果物のキャペーンを行うミスピーチの皆さんの「同窓会」が開かれました。元ミスピーチの3歳の御嬢さんも参加しました。この後で福島駅でモモのPRが行われました(1)。
福島出身の綺麗な女性と御嬢さん
 ※(16)を転載
 図―4 福島産モモをPRするとっても可愛い女の子

 彼女の努力が報われたか興味があります。以下に東京中央卸売市場への福島産モモの月別の出荷量をしめします。
7・8月が出荷のピークの福島産モモ
 ※1(17)を集計
 ※2 2008年から17年の平均、ただし17年は8月まで
 図―5 福島産モモの出荷量(東京中央卸売市場)

 図に示しように7・8月がピークです。モモの生産量は山梨が1位で福島は2位です(18)。そこで山梨産と福島産のモモ価格を比べてみました。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(17)を集計
 図―6 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故後に福島産モモは山梨産に比べ大幅に安くなりました。価格差を見ると  
  2015年 △159円安
  2016年 △211円安
  2017年 △242円安
で2年連続で価格差が広がっています。これが消費者の福島産に対する理解が進んだ結果であり当然の事です。

 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産を避けているのは福島の皆様も同じだと思います。
 福島県いわき市は福島県最大のネギの産地です。同市のネギは年間を通じて楽しめます(19)。同市のネギはおいしいそうです(20)。福島県は福島産ネギを「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―7 福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)Miss Peaches hold reunion to promote fruit(ミスピーチ「同窓会」 世代超え名産PR):英語で読む福島民友ニュース(English):福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)福島県くだもの消費拡大委員会ホームページ
(3)くだものづくりがさかんな福島盆地
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)福島盆地 - Wikipedia
(8)相馬地方広域市町村圏組合
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(11)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(13)平成29年9月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(15)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 避難指示解除の飯舘村、道の駅オープン、未来は暗い
(17)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(18)もも(モモ/桃)の収穫量ランキング: 教えて!全国ランキング 2017  ~都道府県ランキング 日本の統計~
(19)いわき市 健康情報サイト
(20)ねぎ | 野菜から探す | いわき野菜Navi
(21)(14)中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(22)ヨークベニマル/お店ガイド
  1. 2017/09/21(木) 19:37:20|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月3週)―岩手県でセシウム汚染食品が市場流出、安倍出戻り内閣は8日間発表しません―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。9月3週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,323件中1件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり2ベクレル、最大280ベクレル(山梨県産ショウゲンジ(キノコ))。
事故6年半を経ても市場流出が続くセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年9月3週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 事故から6年半以上が過ぎましたが、今もセシウム汚染食品が市場に出回っています。
 今週は福島産からは基準超はありませんが、データを解析すると
 ・岩手県でセシウム汚染食品が市場流出、安倍出戻り内閣は8日間発表しません。
 ・青森県産マダラからセシウム、福島産は280件連続ND
 ・汚染が酷い主産地の福島市産を避けた検査で「安全」される福島産ナシ
 ・上昇する福島県喜多方市産ナメコのセシウム
等の特徴があり福島産は「安全」とは言えません。

1.岩手県でセシウム汚染食品が市場流出、安倍出戻り内閣は8日間発表しません
 岩手県の久慈農業改良普及センターはキノコの一種であるコウタケ(7)をつかった香茸ごはんを紹介しています(8)。
香茸ごはん
 ※(8)を引用
 図―2 香茸ごはん

 厚生労働省は基準値を超える1キログラム当たり120ベクレルのセシウムに汚染されたコウタケが売られていたと発表しました。検査は9月12日に終ったのですが、発表は8日後の9月20日です(9)。安倍出戻り内閣は8日間発表しません。この間に新たな出荷制限は出ていないので(10)、このまま放置することを決め込んだようです。先々週の記事で山形県産チチタケから基準超のセシウムが見つかった旨を書きましたが(11)、こちらも出荷制限の様子がありません、
厚生労働省は
 「食品の安全・安心を確保するため、放射性物質についての新しい基準値を設定し、安全な食品が流通するよう、検査を続けています。」
と主張していましが(6)、基準超が出てもなにも対応を取らなければ「安全・安心を確保」することはできません。安倍出戻り内閣は北朝鮮のミサイルからアメリカを守ることには熱心なようですが(12)、国民を守る気はないようです。

2.青森県産マダラからセシウム、福島産は280件連続ND
 青森県産マダラからセシウムが見つかったと発表がありました(13)。福島産が気になります。以下に検査結果を示します。
青森、岩手、宮城産からは見つかっても福島産マダラからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 マダラの検査結果

 図に示す通り青森産だけでなく、岩手、宮城産マダラからもセシウムが見つかっています。でも福島産からは見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると、280件連続で検出限界未満です。隣県では見つかっているのに、汚染源がある福島産から見つから無いなどはおかしな話です。厚生労働省の発表を見るとマダラなどの福島産農水産物は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(14)が、全てを行っています。中立性に疑問があります。
 福島産は他より低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

3.汚染が酷い主産地の福島市産を避けた検査で「安全」される福島産ナシ
 福島を代表する果物にナシがあります。今がシーズンです(15)。以下に生産量を示します。
福島産ナシの半分以上を生産する福島市
 ※(16)を集計
 図―4 福島県のナシの生産量

 図に示す通り共に福島市がトップで、福島県全体の半分以上を生産しています。一方で相馬市の生産量は福島県4位で、ナシの産地としてはそれ程はありません。以下に福島市と相馬市の位置を示します。
事故6年半を経て汚染されたままの福島
 ※1(17)のデータを元に(18)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 避難地域は(19)による。 
 図―5 福島県福島市と相馬市

 図に示す様に福島県福島市は国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(20)エリアが広がっています。福島のナシは汚染された福島市で栽培されます。一方で相馬市の汚染は福島市程ではありません。以下に福島産ナシの検査件数を示します。
相馬市産に比べ大幅に少ない福島産ナシの検査件数
 ※(1)を集計
 図―6 福島市産と相馬市産ナシの検査件数

 図に示す様に事故後に福島市産ナシの検査件数はどんどん減らされ、2年目からは逆転しました。ことしは相馬市産16件、福島市産3件の相馬市産は福島市産の検査は相馬市産の5分1以下です。
 福島産汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。


4.上昇する福島県喜多方市産ナメコのセシウム
 福島県が力を力を入れている農林水産物にナメコがあります。まもなくシーズンです(15)。汚染が気になります。以下に福島県喜多方市産ナメコの検査結果をしめします。
上昇する福島県喜多方市産ナメコのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 図―7 喜多方市産ナメコの検査結果

 図に示す様に昨シーズンに比べ大幅に高くなっています。最大値は1キログラム当たりで
  2016年シーズン 14ベクレル
  2017年シーズン 34ベクレル
です。
 福島産はセシウムが上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・事故から6年半を経て市場流出が止まらないセシウム汚染食品
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・汚染された主産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県石川町ではリンゴの出荷が始まりました(21)。福島はリンゴのシーズンです。福島のリンゴは美味しいそうです(22)。福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(23)。でも福島県石川町のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
他県産はあっても福島産リンゴが無い福島県石川町のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―8 福島産リンゴが無い福島県石川町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県石川町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1051報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月2週)―2年間検査されない最大産地の福島県須賀川市産露地栽培キュウリ―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)きのこ-コウタケ(香茸)岩手県産 わらび、山うど、行者にんにくなど、新鮮な山菜をお届けします!!|商品詳細
(8)岩手県 - 香茸ごはん(洋野町大野)
(9)(3)中の「3 国立医薬品食品衛生研究所の検査結果⇒検査結果(PDF:149KB) No55」
(10)報道発表資料 2017年9月 |厚生労働省
(11)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月1週)―山形から基準超のセシウム汚染食品、出荷制限はありません。―
(12)めげ猫「タマ」の日記 「地上型イージス導入」では日本は守れない。
(13)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:7,130KB) No1264」
(14)農林水産部 - 福島県ホームページ
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の「10 果樹 ⇒福島県⇒Excel」
(17)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(18)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(19)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(20)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(21)トピックス | JA夢みなみ
(22)蜜たっぷり福島県の美味なるリンゴ(ふじ)! | ふくしま 新発売。
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2017/09/20(水) 19:51:20|
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 福島産輸入規制緩和の見直しを求める欧州議会の決議は科学的根拠を示していないと福島民報、福島は福島産は安全であるとの科学的根拠を示していない。

 福島原発事故により、福島産に科している輸入規制の一部緩和をヨーロッパ連合が検討していることについて、欧州議会は、緩和する根拠が示されていないなどとして、見直しを求める決議を採択しました(1)。これについて福島県の地方紙・福島民報は
「科学的根拠は何ら示されておらず、断じて容認できない。」
と論じていました(2)。でも福島は福島産が「安全」であるとの科学的根拠を示していません。
 原発事故によって福島は汚染されました。
隣県に比べ汚染が酷い福島県
 ※ (3)のデータを(4)に示す手法で9月1日に換算
 図-1 福島県

 事故から6年半が経過しましたが、福島では国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域(5)が広がっています。事故から6年半を経て福島は汚染されたままです。
 多くの国で福島産を正しく恐れ世界の多くの国々で輸入規制をしています。以下になんらかの輸入規制をしている国や地域を示します。
全世界に広がる福島産輸入規制
  ※(6)(7)にて作成
 図―2 福島産輸入規制国

 図に示す通り多くの国で福島産を中心とした輸入規制を実施しています。福島産は世界中で避けられています。このうち欧州委員会(以下EUとする)は、早ければ9月にもEUの動植物・食料・飼料の常設委員会の承認を受け、秋には輸入規制見直が施行されるとみられると今年7月に報じられました(8)。
 EUの主要機関の一つに、EUの方が直接に議員を選ぶ「欧州議会」があります(9)。基本的に、欧州委員会が提出した法案を、EU理事会(閣僚理事会)と欧州議会が共同で採択しています(10)。欧州議会は「緩和するための十分な根拠が示されていない」として福島産等の輸入規制を緩和の再検討を求める決議を採択しました(1)。 
 これについて福島県の地方紙の福島民報は9月19日の社説の冒頭で
「東京電力福島第一原発事故後に本県などの農水産品に対して行っている輸入規制で、欧州連合(EU)が緩和を検討していることについて、EU欧州議会が本会議で見直しを求める決議を採択した。科学的根拠は何ら示されておらず、断じて容認できない。」
と論じていました(2)。
 (=^・^=)は以前の記事で福島産から
 ・汚染された地で栽培されている。
 ・他よりも低く出る検査で「安全」とされる。
 ・汚染リスクが高いものを検査せずに「安全」とされる。
 ・福島産を許容する地域では葬式が増えているが、そうでない地域では葬式は増えていない。
等の特徴を見出しています(11)。
福島産を許容する程に増える葬式
 ※(11)を引用
 図―3 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合

欧州議会の
「緩和するための十分な根拠が示されていない」
はとの見解(1)は正しい見解です。一方で福島民報社説(2)の
 「正確な情報が理解されず、県産品輸出の障害となる。国内での風評も助長する」
はとんでもない言いがかりです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 コピーライターの糸井重里氏が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」などが「相馬で気仙沼さんま寄席」に合わせた朝市を9月18日、相馬市民会館で開き、宮城県気仙沼市で水揚げされたサンマなどを販売したそうです(12)。糸井氏は「福島県っていうだけで」と発言されていました。
「福島県っていうだけで」と発言する糸井氏
 ※(13)をキャプチャー
 図―4 「福島県っていうだけで」と発言する糸井氏

 図―1に示す通り福島は特異的に汚染されたいます。「福島県っていうだけで」ではなく「福島だから」避けられます。福島が汚染されて以上は、福島産が「安全」であるとの確りした科学的データが示されない限り、福島を避けるのは当然の行為です。でも、事故後に根拠もなく福島は「安全」、福島を避けるのは「風評被害」が叫ばれるようになりました。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県福島市ではぶどうまつりが開かれました(14)。福島県福島市はブドウの季節です。同市辺りのブドウは深い紫色やさわやかな翡翠色が高級感を漂わせ、しっかりとした甘さが楽しめるそうです(15)。福島県は福島産ブドウを「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ブドウはありません。
他県産はあっても福島産ブドウが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(16)を引用
 図―5 福島産ブドウが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)日本産食品の輸入規制緩和 EUの議会が見直し求める決議 | NHKニュース
(2)【輸入緩和の再検討】具体的な対応求める(9月19日) | 県内ニュース | 福島民報
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)福島県産食品の輸入規制の状況 - 福島県ホームページ
(7)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省
(8)欧州委、日本産食品の輸入規制見直しへ-福島産コメや東北・関東の一部水産物などが対象外になる見込み- | 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ
(9)欧州議会について教えてください | 駐日EU代表部公式ウェブマガジン EU MAG
(10)EUの法律はどのように決められていますか? | 駐日EU代表部公式ウェブマガジン EU MAG
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島産は「放射性物質に汚染された食品が出回らないとの保証がない」と欧州議会・環境委員会
(12)ローカルTime FNN被災地発...
(13)お知らせ | JAふくしま未来
(14)特産品情報 | 地区別くらし情報 福島地区 | JAふくしま未来
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)イオン福島店
  1. 2017/09/19(火) 19:53:30|
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住宅支援打ち切り5ヵ月、新潟の自主避難者は戻らず。当然です

福島の放射能汚染から逃れるために避難している方への住宅支援が3月31日に打ち切られました(1)。新潟県新潟市は自主避難者が多いとされています(2)。福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、公営住宅等 1)(4)
 7月末 1,156人(借り上げ等115人、自力手配1,040人、公営住宅等 1)(5)
多くの方が多く方が住宅支援を打ち切り5ヵ月経ても福島に戻ることはありません。事故7年目になりましたが、福島は汚染されたままです。当然です。
 なお「借り上げ仮設住宅」は借り上げ等に、公営住宅・雇用促進住宅等は公営住宅等と区分させていただきました。
 福島は原発事故によって酷く汚染されました。以下に福島県二本松市に放置されている放射性セシウムの量を示します。
事故7年目になっても6割が残ったままの福島県二本松市の放射性セシウム
 ※(6)を転載
 図―1 福島県二本松市の放射性セシウムの量

 図に示す様に事故から6年半が経過しましたが、事故直後に比べ殆ど減っていません。これは福島全体も同じと考えられます。放射性セシウムの量で評価する限り福島は事故直後と同様に汚染されたままです。
 事故後に福島から多くの方が避難されました。以下に推移を示します。
なかなか減らない福島の県外避難者数
 ※(8)を集計
 図―2 福島からの県外避難者数

 図に示す通り福島への帰還が進んでいるとは言えない状況です。ピークには62,831人(2012年3月)の方が福島から避難していますが(8)、今も6割を超える4,0710人の方が県外に避難しています(9)。
 福島では原発事故後に若い女性の脱出が続いています。事故から7年目になっても解消しません。
若い女性が逃げて行く事故7年目の福島
 ※(10)を集計
 図―3 2017年1-7月の福島県の社会的増減

 若い女性が去っていけばママになる人もいなくなり、赤ちゃんが生まれなくなります。福島は男と老人だけでになってしまいます。
 子供の避難傾向をみると自主避難と避難地域からの避難では大きく異なります。以下に推移を示します。
避難指示なしの地域で多い子供の県外避難
 ※1(11)を集計
 ※2 全域は避難指示が全域で出され町村(双葉郡および飯舘村)
 ※3 一部は避難指示が一部で出された市町(南相馬市、田村市、川俣町)
 ※4 無しは避難指示が出されなった市町村
 ※5 避難指示には緊急時避難準備区域を含み、特定避難勧奨地点を含まず。
 図-4 福島から県外へ避難した子供さんの人数

 2017年4月1日時点の福島の子供の避難者は
 全体 18,910人中福島県外が8,624人
 全域が避難指示対象になった(双葉郡および飯舘村)。
  9,950人中福島県外が2,744人
 一部が避難指示対象になった(田村市、南相馬市、川俣町)
  4,068人中福島県外が1,130人
 一切避難指示対象になってない(自主避難対象)。
  4,892人中福島県外が4,750人
です(12)。
 福島県の少子高齢化対策には子供避難の大部分が県外避難の自主避難者に圧力を加え帰還させるのが有効な対策です。そんな訳でしょうか?3月末に福島は「安全」だとして自主避難者に対する住宅支援を打ち切りました(1)。でも図―1に示す様に福島は汚染されたままです。
 新潟県への避難者数は3,233人で東京、埼玉、茨城についで4位です(9)。新潟県は市町村別・居住形態別の避難者数を発表しています(3)。新潟の都市規模からいえば新潟市、長岡市、上越市ですが(13)、福島からの避難者は新潟市と柏崎市に集中しています。柏崎市には福島と同じく東京電力の原子力発電所があり(14)、福島からの避難者の9割以上が避難区域内からに避難者です(15)。突然の事故で急に古里を追われた避難者が原発繋がりで新潟県柏崎市に逃げてきたのでしょうか?一方で新潟市は自主避難者が多いとされています(2)。以下に福島から新潟市への避難者数と居住形態を示します。
4月以降も減らない新潟県新潟市の避難者
 ※1(3)にて作成
 ※2 「借り上げ」は「借り上げ仮設住宅」、「自力手配」はその他(親戚・知人宅等)、「その他」は「公営住宅・雇用促進住宅等」に区分
 図―5 福島から新潟市に避難された方の居住形態

福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、公営住宅等 1)(4)
 7月末 1,156人(借り上げ等115人、自力手配1,040人、公営住宅等 1)(5)
で、多く方が住宅支援を打ち切り5ヵ月経ても福島に戻ることなく借り上げ等から自力手配(多分、自分でアパートを借りる)に移行しています。図―1に示すように福島の汚染は改善されていません。当然のことです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 (=^・^=)の住む街に福島から来て頂いた皆様へ。
 皆様は(=^・^=)の住む街には無くてはならない大切な隣人です。そして福島の汚染は解消されていません。福島に残らざるを得なかった多くの方も不安が消えていません。安倍出戻り総理は福島産を避ける行為を「風評被害」として福島産は安全のように言っています(16)。学校法人加計(かけ)学園の国会審議を見ていると安倍出戻り総理は平気で「嘘」つく方のようです(17)。この方が「風評被害」を叫べば叫ぶ程に福島の皆様は「不安」なると思います。
福島県石川町ではリンゴの出荷が始まりました(18)。福島県石川町はリンゴの季節です。同町辺りのリンゴは果汁と蜜がたっぷりで、シャキッとした歯ごたえ。甘みと酸味のバランスのよいそうです(19)。福島県は福島産キリンゴを「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県石川町のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
他県産はあっても福島産リンゴが無い福島県石川町のスーパーのチラシ
 (21)を引用
 図―6 福島産リンゴが無い福島県石川町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県石川町の皆様を見習い「福島産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京新聞:住宅支援は「命の問題」 福島県、きょう打ち切り 自主避難者なおSOS:社会(TOKYO Web)
(2)中山 均 - 【12/21 新潟市災害対策議員連盟、避難者支援策に関し市長要望】... | Facebook
(3)新潟県:県外避難者の受入状況をお知らせします
(4)(3)中の平成29年3月31日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 91 キロバイト)
(5)(3)中の「平成29年8月31日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 93 キロバイト)
(6)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(7)県外への避難者数の状況 - 福島県ホームページ
(8)(7)中の「・県外への避難状況の推移 [PDFファイル/205KB](29.7.31更新)
(9)(7)中の「県外への避難者数 [PDFファイル/112KB] (29.7.31更新)
(10)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(11)東日本大震災に係る子どもの避難者数調べ - 福島県ホームページ
(12)(11)中の•平成29年4月1日現在 [PDFファイル/243KB]
(13)新潟県 - Wikipedia
(14)発電所の概要|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(15)柏崎市の広域避難者支援と 「あまやどり」の5年間 - 新潟大学
(16)安倍首相:「風評被害払拭を応援」 福島の牧場で激励 - 毎日新聞
(17)<社説>「加計」閉会中審査 首相答弁も信用できぬ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(18)トピックス | JA夢みなみ
(19)特産品 - あぶくま石川 | JA夢みなみ
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
  1. 2017/09/18(月) 19:48:06|
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東北中央道11月4日、米沢開通、福島にささるストロー

 東北中央道の福島市と山形県米沢市の区間が11月4日開通することが決まりました(1)(2)。これで東京と米沢は高速道路で繋がります。これについて福島県の地方紙・福島民報は9月14日の社説で
「人の交流や物流が活発になる。県境を越えた新たな経済圏が膨らむ好機」
と論じていますが(3)、(=^・^=)は福島から観光客を吸い上げるストローだと思います。
 福島は原発事故によって汚染されました。
山形に比べ汚染がはるかに酷い福島
 ※1(4)のデータを(5)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 東北中央道は(6)による。
 図―1 事故で汚染された福島

 図に示す通り事故から6年半が経過しましたが、福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(7)地域が広がっています。事故から6年半を経て福島は汚染されたままです。一方で山形はこのような場所はありません。
 以下に福島から山形へ避難された方の人数を示します。 
事故から6年半経ても残る山形への避難者
 ※(8)を集計
 図―2 福島から山形へ避難された方の推移

 図―2に示す様に事故直後は多くの方が福島を恐れ山形に避難しました。だいぶ減りましたが事故から6年半を経た今も2,778人方が山形で避難生活を続けています(9)。東北中央自動車道のうち福島県福島市の福島大笹生インターチェンジと山形県米沢市の米沢北IC間の35・6キロが11月4日に開通することがきまりました。
11月4日東北中央道米沢開通を報じる福島民報
 ※(9)を9月14日に閲覧
 図―3 東北中央道の米沢までの開通を報じる福島県の地方紙・福島民報

福島市と米沢市は無料通行区間で、所要時間は従来の約1時間から約40分に短縮されます(1)(2)。これについて、山形県の地方紙・山形新聞は
「本県と関東方面を結ぶ新たな大動脈で、冬期間の安全通行に加え観光交流、産業振興が期待される。」
と報じていました(2)。一方で福島県の地方紙・福島民報は9月14日の社説で
「人の交流や物流が活発になる。県境を越えた新たな経済圏が膨らむ好機」
と論じていますが(3)、(=^・^=)は福島から観光客を吸い上げるストローだと思います。
 以下に福島の観光客入り込み数を示します。
事故以前からの観光施設の観光客が回復しない福島
  ※1(10)を転載
  ※2 凡例中「既存」は事故前より集計対象になっていた施設を示す。
  ※3 凡例中「新規」は事故後に集計対象になった施設を示す。
 図―4 福島の観光客入り込み数

 これについて福島の地方紙・福島民報は
 「5717万9千人だった震災前の2010年の92.3%まで回復した。」
と報じていました。でもこの数字には事故前からあった施設なのに、事故前は集計の対象とせず2016年から集計対象とした施設等も含まれており、「水増し」した数字です。事故前からあった観光地や施設、イベントだけで集計すると
 2010年 5,717万9千人
 2013年 4,669万1千人
 2015年 4,664万5千人
 2016年 4,691万8千人
で、2013年からは回復がほぼ止まり2016年は事故前の8割程になっています(10)。
 もっと悲惨なのが教育旅行です。以下に福島県内に教育旅行で訪れた方の延べ宿泊数を示します。
なかなか回復しない福島への教育旅行
 ※1 (11)を転載
 ※2 「ふくしまっ子事業」は「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」を略したもので福島県園児、小中学生が福島県内に出かける場合に宿泊費、交通費・活動費を補助する制度
 図―5 福島県の教育旅行・延べ宿泊数

 福島県内から「ふくしまっ子事業」を含めればほぼ事故前の水準に戻っていますが、福島県外からの教育旅行は回復せず合計で4割程度落ち込んだままです(11)。
 福島は避けられています。当然です。図―1に示す様に福島は今も汚染されています。福島と米沢間短縮されれば同じサービスなら多くの方が米沢を選ぶと思います。
 山形県米沢市が力を入れている農作物にリンゴがあります(12)。東北中央道が開通する11月にはリンゴ狩りが楽しめます(13)。その頃は福島市もリンゴ狩りのシーズンです(14)。図―1に示すように福島市は除染が必要な地域が広がっています。福島市と米沢市はお隣同士です(15)。交通の便が良くなれば競合します。どちらが選ばれるか明らかです。
 米沢と言えば「米沢牛」が有名だと思います(16)。ただし米沢市の牛の飼育頭数は乳牛も含め3,431頭と決して多くありません。一方で福島県郡山市の牛の飼育頭数は乳牛を含め7,264頭で米沢市の倍以上で福島県随一です(17)。福島県郡山市にも「うめね牛」なるものがありますが(18)、まったく知名度はないと思います。「米沢牛」には対抗できません。
 米沢市が力を入れている水産物に「鯉」があります。今から200年程前に福島から導入ししたものだそうです。米沢の「鯉」は最上川上流の雪国ならではの清く豊富な水で3年間飼育され、肉が良く締まり、泥臭さのまったくない良質の鯉で人気があるそうです(19)。福島県郡山市は市町村別では、全国1位の鯉の生産量を誇っています。鯉は郡山市を代表する特産物です(20)。猪苗代湖を水源とする安積疏水(21)の水で育てられるそうです(20)。以下に福島県の猪苗代湖で捕れたお魚のセシウム毛なあ結果を示します。
事故後にセシウムが見つかり続ける福島県猪苗代湖産の魚
 ※1(22)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―6 猪苗代湖産の魚の検査結果

 図に示す様に事故から6年半の間、セシウムが見つかりづつけています。セシウム入り魚と同じ水で育った鯉より、最上川の源流の近くの米沢(23)で育った鯉の方が「安心」できます。
 吾妻連峰は福島市側がらのアクセスルートの方が有名ですが(24)、米沢市側からもアクセスできます(25)。春先には福島からは「雪うさぎ」が楽しめますが(24)、米沢市側からは「白馬の騎士」が楽しめます。
白馬の騎士
 ※(25)を引用
 図―7 米沢市側から見える「白馬の騎士」

 放射能を気にしながら福島側からアクセスするより、米沢市側からのアクセスの方が楽しいと思います。
 福島県には二本松市等の城下町として名高く(26)、観光地になっておる市があります。山形県米沢市の米沢城は戦国時代には伊達氏の居城があり伊達正宗生誕の地です。江戸時代には米沢藩の藩庁が置かれて上杉景勝・上杉鷹山などの歴代藩主が居住しました(27)。そのため米沢市には城下町由来の名所・旧跡があります(28)。放射線を気にしながら福島の城下町を散策するよりは、少し遠いですが福島よりはるかに放射線の心配が少ない米沢の方が楽しめそうです。
 リンゴなどの果物、牛肉、鯉、吾妻山、城下町など米沢には福島と競合する物があります。他にも温泉(29)(30)、スキー場(31)、(32)が競合します。放射線を気にしながら福島で楽しむより、一寸だけ足を延ばし米沢で楽しむ方がより楽しめると思います。東北中央道は福島から観光客を吸い上げるストローになります。
 こうしたストローは過去にも作られました。2007年に仙台空港鉄道が開通しました(33)。この結果、福島市からだと福島空港まで1時間半ですが、仙台空港までは50分と(34)、福島県内でも仙台空港が便利になりました。以下に福島空港の利用者数を示します。
事故後に利用者数が回復しない福島空港
 ※(35)にて作成
 図―8 福島空港利用者数

 図に示すように仙台空港鉄道が開通しら2007年以降に福島空港の利用者は激減しています。仙台空港鉄道によって福島空港の利用者は吸い上げられたようです。 

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 東北中央道が米沢まで開通すれば確実に福島から観光客は流れ、福島の観光客は減少すると思います。それでも福島復興には必要な道路です。原発事故で福島が汚染されても、多くの方が福島に残るざるを得なかったと思います。こうした方は休日くらいは放射線の心配が無い場所で楽しみたいと思います。福島に比べ汚染が各段に少ない米沢を結ぶ道路は福島の皆様の生活の質の向上に寄与します。
 磐越道は福島県と新潟県を結ぶ高速道路です。新潟県側区間を中心に2車線の対面交通となっています(36)。これを4車線化しようとの主張があります。この主張は新潟県側でなく福島県側から聞こえてきます(37)(38)。福島の皆様にとって汚染された福島から抜け出せる交通網は不可欠なようです。
 事故から6年半が経ちましたが福島の皆様は放射能汚染を恐れていると思います。
 福島県会津若松市は福島のブドウの産地のひとつです(39)。福島県会津若松市では今、ブドウ狩りが楽しめます。福島県会津若松市はブドウの季節です。同市のブドウは甘いそうです(40)。福島県は福島産ブドウは安全だと主張しています。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシに福島産ブドウはありません。
他県産はあっても福島産ブドウが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(41)を引用
 図―9 福島産ブドウが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)11月4日開通 東北中央道大笹生-米沢北IC | 県内ニュース | 福島民報
(2)東北中央道、福島-米沢間開通へ 11月4日、無料区間は約40分に短縮|山形新聞
(3)【高速道路、米沢へ】経済圏拡大の好機(9月14日) | 県内ニュース | 福島民報
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(6)福島河川国道事務所|東北中央自動車道
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)県外への避難者数の状況 - 福島県ホームページ中の「・県外への避難状況の推移 [PDFファイル/205KB](29.7.31更新)
(9)福島民報
(10)めげ猫「タマ」の日記 2016年の福島・観光客は4.9%増、これまで集計してない施設を集計しただけ
(11)めげ猫「タマ」の日記 復興大臣は福島への教育旅行を呼びかけ、でも止めた方が!
(12)A(Apple)館山りんご/米沢市役所
(13)米沢の味ABCのAのApple(りんご)!狩り☆:米沢観光コンベンション協会|山形県米沢市の観光情報サイト
(14)くだもの ? 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(15)米沢市 - Wikipedia
(16)米沢牛 - Wikipedia
(17)届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス中の「【平成28年10月31日公表】  (毎年10月31日頃更新)⇒飼養頭数⇒牛の種別⇒市区町村別⇒平成28年9月末時点⇒Excel 」
(18)黒毛和種雌牛 うねめ牛 | 福島県郡山市采女牛を育てる会 郡山ブランド認証産品
(19)C(Carp)米沢鯉/米沢市役所
(20)郡山の鯉/郡山市
(21)安積疏水 - Wikipedia
(22)報道発表資料 |厚生労働省
(23)最上川の源流
(24)吾妻山 - Wikipedia
(25)天元台高原 - Wikipedia
(26)二本松城跡│二本松城跡の概要
(27)米沢城 - Wikipedia
(28)城下町ふらり歴史探訪/米沢市役所
(29)福島 スキー場情報サイト ‐ SURF&SNOW
(30)米沢スキー場2016-2017シーズン|Yonezawa Snow World スキー&スノーボード|山形県米沢市
(31)福島県の温泉旅館・ホテル一覧 【楽天トラベル】
(32)米沢・置賜の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
(33)仙台空港鉄道 - Wikipedia
(34)福島市とは - 福島市
(35)めげ猫「タマ」の日記 福島空港2年連続の利用者減、当然の結果です。
(36)磐越自動車道 - Wikipedia
(37)【磐越道開通20周年】広域連携強化の契機に(9月6日) | 県内ニュース | 福島民報
(38)磐越道、2車線箇所「付加車線」整備 石井国交相が考え示す:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(39)ぶどうを作って一世紀(会津若松市) | ふくしま 新発売。
(40)フルーツランド北会津
(41)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(42)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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