めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・飯舘村の児童生徒数は113人、教育予算は71億円

 3月31日に避難指示が解除された福島県飯舘村(1)の今年の児童・生徒数は113人ですが(2)、教育予算は71億円です(3)。一人当たり6,000万を超えておりあまりに非効率だと思います。
 福島県飯館村は福島県北部の山村です。福島原発事故によって全村が避難区域になりました(1)(4)。
避難指示解除も汚染されたままの福島県飯舘村
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図-1 福島県飯舘村

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(8)を大きく超えています。それでも「安全」され避難指示が3月31日に解除されました(1)(4)。
 福島原発事故直後は「積算線量」が重要だと喧伝されました(9)。100ミリシーベルト以下では健康影響が認められないそうです(10)。逆に言えば100ミリシーベルトを超える場合は、健康影響が懸念されます。以下に避難指示が解除された翌日の2017年4月1日から30年間の飯舘村の積算線量の見積もりを示します。
帰還したら30年で100mSv以上の被ばくをする福島県飯舘村
 ※(5)の数値データを元に(6)に示す手法で計算
 図-2 福島県飯舘村の積算線量

図に示す通り30年間で100ミリシーベルトを超えています。安全を考えるなら50ミリシーベルト以下にしたいと思います。長期的に見れば飯舘村を「安全」を主張が無理があります。特に帰還後に長期に居住する可能性が子供達が心配です。
 多くの飯舘村民が帰還をためらう方が多いと思います。以下に飯舘村民の避難先の居住形態の推移を示します。
自宅などの自力手配が増える飯舘村避難者の居住形態
 ※(11)を集計
 図―3 飯舘村村民の避難先居住形態

 図に示すように持家などの自己手配が増えて行き半数近くに達しています。増加傾向は止まる気配がないので、今後も増えて行きます。避難指示は解除されましたが、飯舘村に戻る村民はそれ程には多くないと思います。
 現在は村外に設置されていますが、飯舘村では避難指示解除後の来年4月からの村内での学校再開を目指しています(12)。子供達が住まない村は正常な街とは言えません。飯舘村は子供達の帰村に期待を込めているようです。飯舘村の今年の教育予算は約71億円です(3)。一方で村立の学校に通う児童・生徒数は小学生51人、中学生62人の合計113人です(2)。一人当たり7,000万円の超高額です。来年度の学校再開に合わせ超豪華な学校を作ろうとしているようです。
飯舘村の豪華な学校
 ※(3)を引用
 図―4 飯舘村の超豪華な学校

 社会教育施設と兼用ですが、野球場・陸上競技場・テニスコート・屋内運動場そして駐車場を併設した学校を作ろうとしています(3)。ただし、村民への意識調査では帰還する場合に希望する事項ととして「村内での学校や教育施設の再開や新設」をあげた人は全体の3.3%で村民の要望が強いわけではありません。豪華な学校を作り一人でも多くの子供達を村に呼び込み、村を引き継ぐ次世代を確保したいとの行政の思惑を感じます。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の復興は福島の皆様の為になされるべきものだと思います。でも、実際には福島県域の復興が優先されている気がいます。(=^・^=)の住む街の自主避難者の家賃補助が打ち切られました。自己責任だそうです(13)。福島では若い女性が逃げ出しています(14)。県外への自主避難者を無理やり呼び戻し「穴埋め」にでもするつもりでしょうか?一方で、殆ど児童・生徒のいない学校の整備に71億円です。飯舘村の存続の為に必要なだとの理屈でしょうか?(=^・^=)の気持ちではそのようなお金があるなら、福島から(=^・^=)の街に来て頂い方を助けて欲しいと思います。福島県民でなく福島県域の復興を優先する姿勢は福島の皆さんを不安にすると思います。
 福島県が力を入れいている農畜産物に鶏肉(地鶏)があります(15)。この月末には福島市で軍鶏祭も開かれます(16)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―5 福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)避難指示区域の状況 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(2)<避難解除>楢葉、南相馬で学校再開4月6日 河北新報
(3)広報いいたて 平成29年4月号 - 飯舘村ホームページ
(4)飯舘村 - Wikipedia
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(7)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(9)放射線の健康への影響は積算線量が決める
(10)PDF]1年間に受ける線量と 生涯にわたって受ける線量の解釈 について
(11)平成29年3月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(12)飯舘村避難指示来年3月末解除 学校再開は30年4月 | 東日本大震災 | 福島民報
(13)今村復興相が特別委で謝罪 辞任は否定4月7日 河北新報
(14)めげ猫「タマ」の日記 若い女性が逃げて行く事故6年目の福島
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ(*)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)第13回川俣シャモまつりin四季の里開催 - 川俣町公式ホームページ
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)チラシ情報 イオン福島店
  1. 2017/04/16(日) 19:42:07|
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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月3週から4月2週)―茨城産シラウオからセシウム、福島産は全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。3月3週から4月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果をまとめてみました(3)(4)(5)(6)。お買い物のの参考になればいいかなと思います。事故7年目になりましたが、確りセシウム汚染食品が見つかっています。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数3,576件中12件の基準超え(0.33%)
  ②平均は、1キログラム当たり2ベクレル、最大260ベクレル(岩手県産イワナ)。
事故7年目も見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(7)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年3月3週から4月2週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(8)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 危険なセシウム汚染食品が群馬、栃木で見つかっています。福島産からは基準超はみつかっていませんが、データを解析すると
 ①茨城産シラウオからセシウム、福島産は全数ND。
 ②福島はサヤインゲンの季節、検査結果がありません。
 ③上昇する福島県北塩原村産ヤマメのセシウム
との特徴が読み取れおよそ「安全」と言い切れるものではありません。

1.茨城産シラウオからセシウム、福島産は全数ND
 厚生労働省は茨城産シラウオからセシウムが見つかったと発表しました(9)。福島産が気になります。以下にシラウオの検査結果を示します。
茨城産では見つかっても福島産からは見つからないシラウオのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水は除く
 図―2 シラウオの検査結果

 図に示す通り茨城産シラウオからはセシウムがそこそこ見つかっているのに福島産からは見つかっていません。従前の記事で千葉産スズキからセシウムが見つかっているのに福島産からは見つかっていない旨の記事を書きました(10)。新たに千葉産スズキからセシウムが見つかったと発表があったので(11)以下に記載します。
他県産では見つかっても福島産からは見つからないスズキのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水は除く
 図―3 スズキの検査結果

 千葉だけでなく、宮城産や茨城産のスズキからもそこそこセシウムが見つかっています。でも福島産からは見つかっていません。今回の発表を加えると92件連続で検出限界未満(ND)です。
 青森県産マダラからセシウムが見つかったと発表しました(12)。従前の発表を含め、マダラの検査結果を示します。
他県産では見つかっても福島産からは見つからないマダラのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 マダラの検査結果

 図に示す通り青森だけでなく、北海道、岩手、宮城産のマダラからもセシウムが見つかっています。でも福島産からは見つかっていません。今回の発表を加えると89件連続で検出限界未満(ND)です。 
 シラウオ、スズキ、マダラでは他県ではセシウムが見つかっているのに、汚染源がある福島産から見つからないなどはおかしな話です。シラウオ、スズキやマダラを含め福島産の農水産物を検査しているのは厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に所属する「福島県農業総合センター」です(13)。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低い値が出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島はサヤインゲンの季節、検査結果がありません。
 4月も半ばになり福島も春野菜の季節です。福島を代表する春野菜にサヤエンドウがあります(14)。福島の伊達地区が主要な産地で、4月は施設栽培の出荷のピークです(15)。以下に伊達地区等を示します。
事故7年目も汚染が残る福島・伊達地区
 ※1(16)の数値データを元に(17)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(18)による
 ※3 伊達地区の範囲は(15)による。
 図-5 伊達地区と北塩原村

 図に示す通り事故から7年目になりましたが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(19)地域が広がっています。福島のサヤエンドウは汚染された地で作られています。確り検査して欲しいものです。ところが福島県が提供するデータベース(20)で、伊達地区(伊達市、桑折町、国見町)のサヤエンドウについて検索したのですが検査結果が出ていません。
 福島県は
 「安全な農林水産物を提供するため、福島県がモニタリング検査を実施する」
と主張していますが(21)、汚染が酷い産地の検査は避けているようです。それでも福島産は「安全」と主張されています。

3.上昇する福島県北塩原村産ヤマメのセシウム
 福島県北塩原村は図-5に示す通り、福島県の北西部に位置し、日本百名山のひとつである磐梯山と桧原湖・五色沼をはじめとする大小300余りの湖沼群を有する「裏磐梯」の地元であり、自然豊かな観光資源を基とする産業が発達しています。ヤマメ等の特産品があります(22)。以下に北塩原村産ヤマメのセシウム濃度を示します。
上昇する福島県北塩原村産ヤマメのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―6 北塩原村産ヤマメの検査結果

 一時は検出限界未満(ND)となったのですが、その後に上昇しています。
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する春野菜にアスパラガスがあります(14)。4月も半ばが過ぎそろそろシーズンです(23)。福島県会津地方が主要な産地です(24)。福島県は福島産アスパラガスは安全だと主張しています(25)。でも福島県会津地方のスーパーのチラシには福島産アスパラガスはありません。
他県産はあっても福島産アスパラガスが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―7 福島産アスパラガスが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1025報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(第1026報) |報道発表資料|厚生労働省
(5)食品中の放射性物質の検査結果について(第1027報) |報道発表資料|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質の検査結果について(第1028報) |報道発表資料|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(8)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(9)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:762KB) のNo2112」
(10)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月2週)―千葉のスズキは20ベクレル、福島は64件全数ND―
(11)(5)中の「1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(PDF:6,235KB)No3840」
(12)(6)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:889KB)
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)春 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(15)産地紹介:福島県 JA全農福島-月報 野菜情報−産地紹介−2015年6月
(16)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(17)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(18)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(19)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(20)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。をサヤエンドウ、サヤエンドウ(施設)および伊達市、桑折町、国見町で4月15日に検索
(21)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(22)北塩原村 - Wikipedia
(23)4/1(土)~6/30(金)あいづ食の陣・春(アスパラガス)|イベント|会津若松観光ナビ
(24)アスパラガス | JA会津よつば
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ

テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2017/04/15(土) 19:40:58|
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若い女性が逃げて行く事故6年目の福島

 事故6年目の2016年3月から1年間の福島県の20代前半の社会増減を集計すると
  男性   △994人減
  女性 △1,962人減
で、多くの若い女性が福島を去っています。
 福島は原発事故によって酷く汚染されました。
事故から6年過ぎて汚染されたままの福島
 ※1(1)の数値データを元に(2)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(3)による
 図-1 原発事故6年目も汚染されたままの福島

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えています。事故から6年近くが過ぎましたが福島は汚染されたままです。若い皆様の反応が気になります。
 以下に事故6年目に当たる2016年3月から翌年2月の福島県の社会的増減を示します。
20歳前後の社会減が激しい福島
 ※(5)を集計
 図―2 事故6年目の福島県の社会的増減

図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。事故6年目の2016年3月から17年2月の福島の15歳から24歳の社会減を合計すると4,549人になります。新たに成人に達した人口(平成29年1月1日現在20歳の人口)は、推計で14,500人です(6)。15歳から24歳の社会減の人数はこの3割を超えます。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして3割を超える方が福島県外からのスタートを決断したようです。
 図-2に示すように福島の社会減は20代前半、特に女性に顕著です。以下に20代前半の各年の社会的増減の推移を示します。
若い女性の脱出が増えている福島
 ※1(5)を集計
 ※2 各年3月から翌年2まで集計
 図-3 20代前半のの社会的増減(各年3月から翌年2月まで集計)

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の6年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか5年目と6年目を比べると悪化しています。20代前半の社会減を見ると
 事故5年目 △1,690人
 事故6年目 △1,962人
で約16%増えています。若い女性の福島から脱出は収まるどころか逆に増えています。
 若い女性が逃げて行けば子供は生まれなくなります。以下に各年3月から翌年2月までの1年間の赤ちゃん誕生数を示します。
赤ちゃんが生まれなくなっている福島
 ※(5)を集計
 図―4 福島県の赤ちゃん誕生数

 図に示す様に減り続けています。赤ちゃん誕生数は
 事故前年  16,172人
 事故4年目 14,511人
 事故5年目 14,215人
 事故6年目 13,769人
で、事故6年目は事故前に対し15%減、事故5年目に対し3%減です。
 若い女性が逃げ出す福島では子供が生まれなくなり、やがて老人と男だけになってしまいます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島でも女性の活躍が唱えらているようです(6)(7)。今の福島に必要なのは女性が活躍できる福島でなく、女性に選ばれる福島だと思います。でも無理な気がします。(=^・^=)の街のスーパーに出かけると男性に比べ女性が多くなっています。福島でも同じだと思います。
 福島県いわき市では同市産トマトのジュースが発売されているそうです(8)。同市はトマトのシーズンのようです。同市のトマトは美味しいそうです(9)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(10)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(11)を引用
 図―5 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(3)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(5)福島県の推計人口(平成29年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(6)【女性新入社員】力発揮できる育成を(4月13日) | 県内ニュース | 福島民報
(7)【4月8日付社説】女性活躍法1年/輝く社会実現へ意識改革を:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet
(8)トマトジュース「太陽の紅」販売 いわきのワンダーファーム | おでかけ | 福島民報
(9)とまとランドいわき ~美味しく安全な農産物を食卓へ~
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)平尼子店 | マルト - 店舗情報
  1. 2017/04/14(金) 19:41:27|
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事故6年目も葬式が増えたままの果物作りが盛んな福島盆地、相馬は別

 福島は果樹王国と喧伝されていますが(1)、福島県全域で果物作りが盛んな訳ではありません。主に福島盆地です(2)。ここは福島県内でも汚染が酷く葬式が増えています。福島県の発表(3)、集計すると福島盆地を構成する2市2町(福島市、伊達市、桑折町、国見町)(4)の葬式(死者数)を見ると
 事故前1年(2010年3月から11年2月)3,640人
 事故6年目(2016年3月から17年2月)4,031人
で、11%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら70.001%で偶然とは思えません。同じ福島でも果物作りがそれ程には盛んでなく、農水産業の生産額を大幅に減らした相馬地方では
 事故前1年(2010年3月から11年2月)1,404人
 事故6年目(2016年3月から17年2月)1,412人
で殆ど変化しておらず、統計的な差はありません。
 福島は果樹王国が喧伝されていますが(1)、福島全体で果物が作られている訳ではありません。以下に福島を代表する果物のモモ(5)の生産量を示します。
福島市、伊達市、桑折町、国見町で大部分を占める福島のモモの生産
 ※(6)を集計
 図―1 福島県の桃の市町村別生産量

 図に示す通り福島盆地を構成する福島市、伊達市、桑折町、国見町で(4)大部分を生産しています。福島のモモ等の果物は福島盆地で作られています。以下に福島の汚染状況を示します。
事故から6年以上過ぎても汚染が広がる福島
 ※1(7)の数値データを元に(8)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(9)による
 ※3 福島盆地の範囲は(4)、相馬地方は(10)による。
 図-2 原発事故6年経て、汚染されたままの福島

 図に示す通り福島では福島盆地を中心に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(11)を超た地域が広がっています。福島は今も汚染されたままです。それでも果物等の福島産は「安全」との主張されています(12)。ただし、福島産が「安全」と主張しているのは安倍出戻り総理、福島県、東京電力等です(13)(14)(15)。この方達は事故前は原発は「安全」だと嘘を言っていました(16)(17)(18)。同じように福島産は「安全」だと「嘘」を言っていないか心配です。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。
 以下に福島産モモの検査結果を記載します。
事故後6年連続でセシウムが見つかる福島産モモ
 ※1(19)を転載
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは厚生労働省発表日
 図―3 福島産モモの検査結果

 図に示す通り6年連続でセシウム入りです。それでも福島県の地方紙・福島民報は「今年のモモは全て検出されず ブドウやナシも同様、安心を」との寄稿文をHPに掲載しています(20)。モモの主要産地は山梨、福島、長野、和歌山ですが(21)、厚生労働省の発表(22)を見ると、この中でセシウムが見つかっているのは福島産モモだけす。2014年から16年の福島産モモの精密検査結果を厚生労働省(22)の発表でみると
 福島県外の検査 検査 19件中4件のセシウム入り(全体の21%)
 福島県の検査  検査288件中3件のセシウム入り(全体の1%)
で、福島県が検査すると100件に1件程度しかセシウムが見つからないのに、福島県外で検査すると5件に1件でセシウムが見つかっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら5000万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の検査結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の検査結果(モモ)
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。
有意差検定表(モモ)

 以下にモモの取引価格を示します。
原発事故後に拡大した福島産と山梨産のモモの価格差
 ※(24)を転載
 図―4 東京中央卸売市場のモモの取引価格

 モモの生産量は山梨が全国一位で福島が二位ですが(21)、事故後に福島のモモは山梨産と価格差が開き、2016年も解消することはありませんでした。以下に福島盆地の農水産業の生産額を示します。
事故後も農業生産がそれ程には減っていない福島盆地
 ※(25)を集計
 図―5 福島盆地の農水産業生産額

 「風評被害」が叫ばれていますが(14)、それ程には減っていません。汚染された福島盆地ではセシウム入り農水産物の生産が確り行われています。
避難地域を挟んだ反対側に図―2に示すように福島県相馬地方があります。避難指示が解除されたばかりの福島県飯舘村(9)を除く福島県相馬地方の農業生産額を示します。
事故後に農業生産を減らした福島県相馬地方
 ※1(25)を集計
 ※2 2014年は全村避難の飯舘村(9)を除く
 図―6 福島県相馬地方(飯舘村を除く)の農水業生産額

図に示す通り事故以降に大幅に農水産業の生産額を減らしています。 
 安倍出戻り総理、福島県あるいは東京電力の主張道理にモモ等の福島産果物が安全ならば、福島産の生産が続く福島盆地も福島産の生産が大幅に減った相馬地方も保健状況に変化がないはずです。
 以下に福島盆地を構成する2市2町の葬式(死者)数を示します。
事故後に葬式が増えた福島盆地
 ※1(3)を集計
 ※2 震災・津波犠牲者は(26)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-7 福島盆地の葬式(死者)数

 図に示す通り、事故後に増加し 
 事故前年 (2010年3月から11年2月)3,640人
 事故6年目(2016年3月から17年2月)4,031人
で、11%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら70.001%で偶然とは思えません。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の検査結果(福島盆地・葬式)
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。
有意差検定表(福島盆地・葬式)

 以下に飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者)数を示します。
事故後も葬式が増えていない福島県相馬地方
 ※1(3)を集計
 ※2 震災・津波犠牲者は(26)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
 図-8 相馬地方(飯舘村を除く)の葬式(死者)数

同じ福島でも果物作りがそれ程には盛んでなく、農水産業の生産額を大幅に減らした相馬地方では
 事故前1年(2010年3月から11年2月)1,404人
 事故6年目(2016年3月から17年2月)1,412人
で殆ど変化しておらず、統計的な差はありません。
 以上を纏めると、原発事故前年と6年目を比較して
 ①果物作り盛んで、農業生産がそれ程には減っていない福島盆地では葬式(死者数)が増えている。
 ②果物作り盛んでなく、農業生産を大幅に減らした相馬地方(飯舘村を除く)では葬式(死者数)が増えていない。
との結果を得ました。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島ではモモの季節までは少し時間がかかりそうですが、イチゴが楽しめます。福島県相馬市で今週末(4月15日)にイチゴ祭りが開かれます(27)。福島県相馬市のイチゴは美味しいそうです(28)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(29)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(30)を引用
 図―9 福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)果樹王国ふくしまを守りたい | 一般社団法人福島市公設地方卸売市場協会
(2)くだものづくりがさかんな福島盆地
(3)福島県の推計人口(平成29年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(4)福島盆地 - Wikipedia
(5)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(6)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の「10 果樹 ⇒福島県⇒Excel」
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(9)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)HOME of 相馬広域観光
(11)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(12)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省" target="_blank" title="農産物等の放射性物質モニタリングQ&A  - 福島県ホームページ">農産物等の放射性物質モニタリングQ&A  - 福島県ホームページ
(13)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(14)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(15)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(16)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(17)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(18)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(19)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(20)放射線 放射性物質 Q&A 本県産のモモからセシウムは検出されているのか | 東日本大震災 | 福島民報
(21)都道府県別桃(もも)収穫量ランキング | 日本一・ランキング 2014
(22)報道発表資料 |厚生労働省
(23)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(24)めげ猫「タマ」の日記 福島値下がり、山梨値上がり7,8月のモモ価格、当然の結果です
(25)福島県市町村民経済計算 報告書 - 福島県ホームページ
(26)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(27)4月15日イチゴ祭り「アサリ汁」振る舞いも 相馬の和田観光苺組合 | おでかけ | 福島民報
(28)【相馬市】いちご狩り 1/13(日)オープン! | 相双ゆたどさ
(29)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(30)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
  1. 2017/04/13(木) 19:43:16|
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事故から6年たって福島は安全と福島民友・セシウムは殆ど減っていない。

 福島県の地方紙・福島民友は3月17日付社説で
「 東日本大震災と原発事故から6年が過ぎたが、『福島は危険』などといった歪(ゆが)んだ見方が国内外に残る。」
と論じていました(1)。この6年で事態が改善され福島は「安全」なったような言い方です。(=^・^=)なりにセシウムの量を見積もると
 事故直後にばら撒かれたセシウム 312g
 事故6年めに残っているセシウム 257g

殆ど減っていません。セシウムの量で見ると福島はこの6年、殆ど改善されていません。
 福島県の地方紙・福島民友は3月17日付社説で
「 東日本大震災と原発事故から6年が過ぎたが、『福島は危険』などといった歪(ゆが)んだ見方が国内外に残る。」
と論じていました。さらには
 「 本県と放射性物質、放射線に関する誤った情報が社会に広がっている。情報が適時適切に更新されず、インターネットなどでは偏見や誤解が再生産されているのが実情だ。海外の状況は、それ以上に深刻のようにみえる。『6年前の情報と、今の情報が混同されて理解されがちだ』」
とも論じていました。
 当該社説を読む限り福島の状況は相当に改善されたのに、多くの皆様は最近の福島の状況を知らず6年前とさして変わりないと思っているような言い方です。本当にそうでしょうか。放射性物質が半分になる時間を半減期と言いますが、セシウム137で30年、ストロンチウム90で29年です(2)。まだ6年しか経っていません。大幅に減ってる訳がありせん。
 経済産業省はセシウム134、セシウム137共に940兆ベクレルが福島第一原発事故によってばら撒かれたとしています(3)。1グラムのセシウム134は47.9兆ベクレル、セシウム137は3.21兆ベクレルに相当します(4)。するとセシウム134の量は19.6g(940兆÷47.9兆)、セシウム137の量は292.8g(940兆÷3.21兆)ですこれを足し合わせ
 事故直後にばら撒かれたセシウム 312g
です。
。事故からt年たったとして、セシウム134は半減期2年で減って行くのでその量は

 セシウム134の量=10.6×0.5(t÷2)

です。同様にセシウム134は半減期30年で減って行くのでその量は

 セシウム137の量=292.8×0.5(t÷30)

です。以下にこのように計算したセシウムの量を示します。
事故後6年では殆んど減っていないセシウム
 ※セシウム134はCs134と、セシウム137はCs137と略す。
 図―1 事故後のセシウムの量

 図に示す通り事故から6年では殆ど減りません。事故6年では
  セシウム134   2.5g
  セシウム137 254.9g
  合計      257.4g
で、事故でばら撒かれたセシウムの312gグラムに比べ、それ程には減っていません。
 人間にとって6年は長い時間かもしれませんが、セシウム137やストロンチウム90にとっては短い時間です。福島県の地方紙・福島民友は
「 東日本大震災と原発事故から6年が過ぎたが、『福島は危険』などといった歪(ゆが)んだ見方」
とあたかも6年が放射性物質にも長い時間であるかのように記載し、読者のミスリードを試みています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このような記事が配信される福島では福島の皆様は不安だと思います。
 福島県会津若松市のお隣の会津板下町(5)には乳業メーカーがあります(6)。ここの牛乳は甘みとコクをぎゅっと濃縮した濃厚な味わいがあるそうです(7)。福島県は福島産牛乳は「安全」だと主張しています(8)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産牛乳はありません。
県外産あっても福島産牛乳が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(9)を引用
 図―2 福島産牛乳が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)【3月17日付社説】不条理との闘い/正しい知識広め歪みなくせ:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)半減期 - Wikipedia
(3)1 ヨウ素 131 とセシウム 137 の大気放出量に関する試算 ... - 経済産業省
(4)放射能の比較 - Wikipedia
(5)会津坂下町 - Wikipedia
(6)会津中央乳業株式会社
(7)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
  1. 2017/03/19(日) 19:44:38|
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